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867.【令和6年大相撲7月場所9日目感想】横綱・照ノ富士関が初日から9連勝!錦木関はついに今場所初白星となりましたね。西幕下筆頭の木竜皇が勝ち越しを決めて初めての関取昇進に向けて大きく前進!

2024/07/22

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大相撲名古屋場所9日目も、様々な一番を見ることができました。

本日も、個人的に印象に残った一番をそれぞれ述べていきます。

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●欧勝海‐木竜皇◯

十両復帰を狙う欧勝海と、新十両を目指す木竜皇による、これに勝てば勝ち越しという両者の対決。

右四つとなった両者。欧勝海が木竜皇を追い込むも、木竜皇が下手投げ!これに持ちこたえた欧勝海が、今度は逆転の上手投げ!木竜皇もこれに持ちこたえた!

その後も右四つで組み合う両者!勝てば勝ち越しのこの一番、両者に気合いが入っております。

一番が長引くと、行司・木村勘九郎による「はっきよい、のこった!のこった!」の掛け声もよく響き渡りますね。

そして最終的には木竜皇が欧勝海を寄り切りました!これで木竜皇は西幕下筆頭で勝ち越しです!初めての関取昇進に向けて大きく前進しました!おめでとうございます!

木竜皇の取組後の喜びを隠しきれない表情に人間味を感じましたので、日本相撲協会公式YouTube動画をご紹介しておきます(欧勝海‐木竜皇 戦は動画の後半です)。

木竜皇の父親は長崎県五島列島出身の元幕内・時津海関です。私も五島列島の生まれですのでそのこともあり木竜皇を応援していました。嬉しいです!

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◯栃大海関‐生田目関●

十両のこちらの一番では、生田目関が栃大海関を押し出したように見えましたが物言いに。

その結果、生田目関の手が先についていると判断され、栃大海関の勝ちとなりました。

こういったどちらが勝ったかがわかりづらい一番を見ると、それだけ熱戦だったことを感じます。

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◯獅司関‐藤青雲関●

藤青雲関が中に入ったり、獅司関が巻き替えたり、動きのある四つ相撲となった一番ですね。

最終的に左四つとなった獅司関がどっしりと藤青雲関を寄り切りました!

これで獅司関は十両での勝ち越し第一号となりました!このまま獅司関がトップを突き進むのか、他の力士が追いかけるのか、十両の優勝争いも注目です。

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◯東白龍関‐阿武剋関●

中日終了時点で勝ち星がなかった東白龍関でしたが、今回は東白龍関が阿武剋関を突いて、突いて、突いて、そしてはたいた!

東白龍関が今場所初勝利、いわゆる初日が出ました!なかなか勝てない力士を私は「がんばれ」と応援したくなってしまいます。本日も東白龍関をそれで応援しておりました!

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●時疾風関‐尊富士関◯

昨日の中日から途中出場した尊富士関が、本日も時疾風関をあっという間に押し出して勝ちました!

新入幕優勝を成し遂げた春場所でも見せていた前に出ていく速攻相撲を、今場所でも発揮しておりますね!

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●千代翔馬関‐美ノ海関◯

幕内でのこちらの一番では、左四つとなり千代翔馬関にとって有利な構図かと思いきや、土俵際に追い詰められていった美ノ海関が下手投げを決めて逆転しました!

これで美ノ海関は7勝2敗となり、勝ち越し王手です。

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●武将山関‐錦木関◯

中日までで勝ち星がなかった錦木関でしたが、本日は錦木関が引きながら左四つでの下手投げを決めて今場所初勝利を決めました!

先ほどの十両での東白龍関と同じく、なかなか勝てなかった錦木関を応援しておりました。初日が出て良かったです!

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●正代関‐王鵬関◯

左四つで右の上手をとった王鵬関が、正代関をすぐに寄り切った!

土俵外に落ちた正代関が、ピンク色のポロシャツを着たご高齢の男性のもとへ飛んでいくハプニングが!

この男性は、好角家で「崑ちゃん」の愛称でも知られるオロナミンCの看板などでおなじみの喜劇役者・大村崑です。

こちらの日刊スポーツの記事でもこの件がご紹介されておりました。

御年92歳の「崑ちゃん」ですが、本日のこの件でお元気そうな笑顔を拝見できました。オロナミンCのキャッチコピー「元気ハツラツ!」を地で行っておりますね!

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◯豪ノ山関‐大の里関●

豪ノ山関らしい押し相撲で大の里関をあっという間に押し出しました!

先場所は劇的な初優勝を遂げた大の里関ですが、既に4敗目です。

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◯阿炎関‐宇良関●

突いていく阿炎関に対応し、引いた宇良関。それに体勢を崩して宇良関に背中を見せてしまった阿炎関でしたが、すぐに向き直した阿炎関が宇良関をはたき込んで勝ちました!

突き押し相撲の阿炎関の素早い動きの一面を見ることができた一番でした。

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◯霧島関‐明生関●

霧島関が明生関のまわしを右手で掴んでから一気に寄り切りましたね!

これで霧島関は5勝4敗で勝ち星先行です。大関特例復帰の10勝まであと5勝。厳しい道のりですが応援しております。

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●翔猿関‐豊昇龍関◯

立ち合いからすぐに右に勢いよく回った大関・豊昇龍関が、翔猿関に右の上手出し投げを決めました!

これで大関は6勝目ですね。

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◯琴櫻関‐平戸海関●

大関・琴櫻関に果敢に立ち向かう新小結・平戸海関。しかし平戸海関の攻めをその重い腰で受け止める大関。

そして反撃の大関が、平戸海関の中に入っての押し出しで勝ちました!これで大関は7勝2敗で勝ち越し王手になりましたね。

一方、平戸海関は5勝4敗。まだまだ勝ち星が先行しております。

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●御嶽海関‐貴景勝関◯

大関経験者の御嶽海関と、カド番の大関・貴景勝関の一番。

これは立ち合いからうまく当たった貴景勝関が瞬時に御嶽海関を押し出す形となりましたね。

これで大関は4勝5敗。後半戦は本調子を取り戻していきカド番脱出できるか、注目いたします!

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◯照ノ富士関‐大栄翔関●

本日は大栄翔関が横綱・照ノ富士関に挑みました。

大栄翔関がよく攻めていました!横綱を押していきました!しかし横綱はうまく耐えていく!

そして横綱が大栄翔関を突き落として9連勝となりました!引き続き幕内でトップを独走していっておりますね。

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今場所の横綱は初日からの9連勝という好成績!番付の頂点にふさわしい成績で幕内でトップの成績をただ一人突き進んでおりますね。

それを2敗で追うのが、大関・琴櫻関と平幕・美ノ海関の2人という構図となりました。

10日目以降も名古屋場所が楽しみです!

お読みいただき、ありがとうございました。