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865.【令和6年大相撲7月場所8日目感想】名古屋場所もいよいよ中日です。無敗でトップ独走中の横綱・照ノ富士関が本日も湘南乃海関の初挑戦を退けて中日勝ち越しを決めました!十両では春場所で新入幕優勝した現在十両の尊富士関が途中出場し阿武剋関に勝ちました!

2024/07/21

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大相撲名古屋場所8日目です。早くも中日なかびとなりましたね。

本日も様々な一番が繰り広げられましたので、印象に残った一番についてそれぞれ述べていきます。

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◯大青山‐嘉陽関●

既に勝ち越しを決めている幕下の大青山が、新十両の嘉陽関に挑みました。

お互いに攻防が続きましたね。嘉陽関が大青山にもろ差しとなり、左上手の大青山が上手投げを繰り出すも嘉陽関が持ちこたえていましたね。

その後大青山が引いた後に右の上手を掴んで、嘉陽関を上手投げしましたね。嘉陽関を呼び込む展開となりましたが冷静に再び上手を掴んだ大青山の対応力を見ることができました。

これで東幕下2枚目の大青山は5連勝です!既に関取昇進濃厚となってきましたが、残り2番はどうなるか注目していきたいです。

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◯白熊関‐伯桜鵬関●

左四つとなりましたね。白熊関が右でおっつけながら伯桜鵬関に寄っていきます。

重い腰による白熊関のパワー溢れる寄りに、伯桜鵬関がうまく耐えておりました。

そして伯桜鵬関が投げを出そうとしたのでしょうか。しかし白熊関は土俵内にうまくのこって、伯桜鵬関の左足が先に出ましたね。

この調子で星を積んで、同じ二所ノ関部屋の大の里関とともに幕内を盛り上げる白熊関を拝見するのが楽しみです。

一方、伯桜鵬関も昨年名古屋場所のようにいつか再び幕内でのご活躍を拝見するのが楽しみな力士です。

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●北の若関‐玉正鳳関◯

今回は軽量の玉正鳳関がよく動きましたね!

その玉正鳳関の動きを見極めようと試みる北の若関でしたが、その後左四つに組んだ玉正鳳関。

巻き替えてもろ差しとなった北の若関。ここからどうなるか見守っていましたが、玉正鳳関が上手投げを決めて北の若関を土俵外に追いやりました。

そして勢い余って玉正鳳関も激しく土俵外に転がり込み、土俵付近に座っていた剣翔関に衝突してしまいましたね。熱戦具合がうかがえました。

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◯尊富士関‐阿武剋関●

春場所で新入幕優勝を決めた尊富士関が、休場から復帰して土俵に帰ってきました!

番付は十両に下がったものの、本日の尊富士関の相手は早速実力者の阿武剋関!これは楽しみな一番でした。

立ち合いからの、左四つに組み合った!そして巻き替えてもろ差しとなったのは尊富士関!そしてあっという間に阿武剋関を寄り切りました!!!

怪我による休場明けながらも、尊富士関はやっぱり強い!そう思わせてくれた一番でした!今場所は途中出場となりましたが、いつかまた番付を駆け上がる尊富士関を拝見するのが楽しみです!

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◯正代関‐若隆景関●

序盤によく攻めていったのは若隆景関でしたね。

その後右四つとなりましたが、正代関が巻き替えて若隆景関の中に入ろうとするもうまくいかずに若隆景関が出し投げを繰り出しました!

しかし正代関はすぐに体勢を立て直して若隆景関を突き落としました!これで正代関が6勝し、2敗を守りました。

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●竜電関‐翠富士関◯

体格差のある両者が左四つで組み合う様子は印象的でした。

低く組む翠富士関を抱えるような体勢の竜電関は苦しそうでした。

長く組み合う両者。勝負がどう動くか人々は見守りました。

そして竜電関が引いた瞬間、翠富士関が下手出し投げを繰り出してこれが決まりました!

翠富士関が自身の小さな体型を活かした戦い方で勝利する本日のような一番は見ごたえがありますね。

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●明生関‐平戸海関◯

突いて前に出ていった明生関でしたが、平戸海関が対抗して反撃を開始しました。

そして右を差しての左前まわしの状態でがぶり寄り!そして平戸海関が明生関を寄り切りました!

新小結・平戸海関が今場所は更に強さに磨きをかけている気がします!

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●翔猿関‐大の里関◯

翔猿関が立ち合いで左に変わりましたが、大の里関はうまく対応しました!

そしてそのまますぐに大の里関が翔猿関を押し出しました。

これだけの体格差ですから、立ち合いでまともに当たっても勝つことは難しいと判断したのでしょうか。翔猿関がこの立ち合いを選ぶ気持ちもわかる気がします。

そしてそれをある程度予測していたのでしょうか、大の里関の対応力による白星ですね。

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◯琴櫻関‐宇良関●

大関・琴櫻関が宇良関をあっという間に突き出してしまいました!

大関としての安定感のある一番でしたね。

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●霧島関‐貴景勝関◯

10勝して大関特例復帰を狙う今場所に大関から陥落した関脇・霧島関と、カド番の大関・貴景勝関の直接対決です。

霧島関が引いたところを貴景勝関が速攻で押し出してあっという間に勝負がつきましたね。

お互い、負けたくない気持ちがあったと思いますが、今回は貴景勝関に軍配があがりました。

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●大栄翔関‐豊昇龍関◯

立ち合いからすぐに引いた大関・豊昇龍関が大栄翔関をはたいた!これが決まって大関が勝ちました!

これで大栄翔関は3敗に後退し、豊昇龍関も3敗を維持しました。つまり両者は5勝3敗です。

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◯照ノ富士関‐湘南乃海関●

7日目までで7連勝し無敗の横綱・照ノ富士関!そんな好調の横綱に挑んだのは、横綱初挑戦の湘南乃海関です。

立ち合いで頭で当たっていった横綱!そしてすぐに左の上手を取りましたね。

そこから湘南乃海関を追い込んでいった横綱ですが、湘南乃海関が右からすくい投げを試みました!これに横綱がよろめき、会場は大歓声でしたね。

しかしこれを耐えた横綱が湘南乃海関を押し出しました!

横綱が中日での勝ち越しを決めました!今場所の横綱は強い!

一方、湘南乃海関も横綱に初挑戦し、すぐには負けずにすくい投げを繰り出すなど健闘しておりました。湘南乃海関もお疲れ様でした。

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これで横綱が8勝0敗で勝ち星トップを独走中です。1敗はおらず、2敗が大関・琴櫻関、平幕の正代関と美ノ海関の3人という構図になりましたね。

これからは関脇や大関との取組も組まれていくことでしょう。それでも横綱はトップを独走するのか、それとも引き止められるのか、名古屋場所の後半戦も楽しみです!

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お読みいただき、ありがとうございました。