775.【JリーグカレーのCM】ラモス瑠偉氏出演の伝説のCMが31年ぶりに復活リメイク！

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私は様々なCMを観ることが好きです。短い時間に伝えたいことが込められた映像を観て、どういう意図でこのようなCMにしたか、なぜこの出演者を起用したか、などあれこれ考えるのが好きです。

今回は、こちらのCMをご紹介いたします。

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こちらのラモス瑠偉氏が出演する『Jリーグカレー』のCMです。

Jリーグが発足した1993年に永谷園が発売した商品です。

まさにこの1993年に生まれた私は、この商品をリアルタイムでは知りません。味噌汁やお吸い物、お茶漬けなど和風のイメージがある永谷園がカレーも製造していたのですね。

この度は、この記事執筆の前日(2024年5月15日)にJリーグの試合でこの『Jリーグカレー』の復刻版が配布されるイベントがあったそうですから、それを記念してつくられたCMだそうです。

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さて、上でご紹介した動画は前半が31年前のオリジナル版、そして後半が今回つくられた復活リメイク版です。

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私は世代的にリアルタイムでこちらのCMを観たわけではないのですが、かつての名作CMをいろいろと観ているとこちらのCMを知ることができました。

緑がベースで首元と袖元が白になっている、いわゆるリンガーネックのTシャツを着ている少年・まさお君が、Jリーグカレーをモリモリ食べていく中で身体がどんどん大きくなっていき、ラモス氏に変身する様子が本当に面白いです。

このだんだんとまさお君がラモス氏に変化するCGは「モーフィング」と呼ばれる演出だそうで、当時は最先端の技術だったそうです。

まさお君役の子の演技はもちろん、ラモス氏の表情の変化も絶妙です。

こちらのCMは放映当時大人気だったそうです。今見ても面白く、今回のように復活リメイク版がつくられるくらいですから今でも愛されているCMだということがわかります。

やはり調べてみると、まさお君や変身後のラモス氏のTシャツの色合いは、Jリーグ発足当時ラモス氏が所属していたクラブ・ヴェルディ川崎(現在の東京ヴェルディ)のユニフォームの色合いのようです。

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今回つくられた復活リメイク版でも、同じく「まさお」という名前の男の子がJリーグカレーを食べます。

そしてまさお君が、67歳になった現在のラモス氏に変身していきます。子どものまさお君に白ひげが生える様子はインパクトがありますね。

こうして変身したラモス氏が満面の笑みで発した言葉は「おかわり」かと思いきや、まさかの「ただいま」でした！オリジナル版とは別人のお母さんが困惑して「はい？」と聞き返すのも面白いですね。

そしてその後ボールを蹴ったのは、オリジナル版のラモス氏と異なりまさかのお父さん！なぜこのような重要なポジションに？と思うとその理由が最後にわかりました。

このお父さん役の方は、オリジナル版で初代まさお君を演じた人物だということが明かされました。かつてのまさお君の頃の写真も表示されており比較できますが、たしかに面影がありますね。

「僕もJリーグカレーでこんなに大きくなりました。」と語るかつてはまさお君だったお父さんに、「嘘つけよ！」とキレのあるツッコミをするラモス氏に、最後まで大笑いさせられました。お母さん役の方も思わず眉が少し動いており、笑いをこらえていたのかもしれませんね。

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オリジナル版と復活リメイク版、2つ合わせて1分ほどのCMを、これだけ時間をかけて語りたくなる。それだけ魅力が溢れたCMです。

様々なCMを観ることが好きな私ですから、今回の名作CMが復活リメイクしたことに胸が熱くなりました。この企画を思いついた方は、本当に良いアイデアでした！

そして初代まさお君役でお父さん役の方やラモス氏をはじめとするこの復活リメイクCM製作に関わった皆さま、楽しいCMをありがとうございました！

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お読みいただき、ありがとうございました。