767.【エッセイ】母の日だけじゃなく。

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今日は、母の日だ。

母の日は、母に感謝をする日だ。

しかし僕は、毎日いつでも母に感謝の気持ちを持っている。

幼い頃から周りと異なるところがあり、幼稚園や学校でもうまく馴染むことができなかった僕を、母はいつも温かく育ててくれた。

そして今でも、母は僕をいつも応援してくれている。

今の僕があるのは、間違いなく母のおかげだ。母が僕を大事に育ててくれたからだ（もちろん、父にも感謝している）。

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僕はイタリアに留学したことがあるのだが、イタリア人はマンマ（お母さん）を大切にしていることが伝わってきた。

また、一時期韓国ドラマをよく観ていた時期があったが、オンマ（お母さん）というセリフがよく登場する。成人男性でも、よく母親をオンマと呼ぶシーンが出ており母親を大切にしている描写が印象に残った。日本のドラマではそんなに「母ちゃん」といったセリフが登場しないことから文化の違いを感じた。

そんな海外に比べて、日本ではなんというか、母親想いであることが「恥ずかしい」という風潮があることを感じる。

僕は母親を大切にすることは全く恥ずかしいことではないと考えている。お腹の中にいるころから精一杯の愛情を注いでくれた母に感謝をすることは息子として当然のことだ。母親といってもいろいろな人がおり、母と息子の関係は家庭によってそれぞれで一概には言えないのだが、僕の場合はそう考えている。

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感謝してもしきれないくらいのことを母にはしてもらったので、「母の日だけじゃなく」、いつでも母には感謝の気持ちを持っている。

そして母の日には、僕自身の母だけでなくすべてのお母様方に感謝をするようにしている。子どもにとって、母親の存在は大きなものだからだ。

昨日実施した講演会の時にも、お母様方の声を実際に聞くことができた。

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いろいろなことを述べてきたが、やはりこの一言で締めるのがふさわしいことだろう。

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お読みいただき、ありがとうございました。