山田隆一公式サイト

690.【ビートルズ・ソロ曲】ローリング・ストーン誌『The 100 Best Beatles Solo Songs』を、順番に聴く。【85位~81位】

2024/03/29

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本日も、『The 100 Best Beatles Solo Songs』というローリング・ストーン誌のランキングの楽曲を順番に聴いていきます。

今回は85位~81位です。

こちらはビートルズの4人のメンバー(ジョン・レノン、ポール・マッカートニー、ジョージ・ハリスン、リンゴ・スター)が、それぞれソロ名義で発表した楽曲を100位までランキングしたものです。

それでは、今回も始めます!

※こちらのランキングはローリング・ストーン誌によるものであり、私がつけたランキングではありません。また、個人的な感想が濃い記事ですのでご了承ください。

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85位 Sunshine Life For Me (Sail Away Raymond)(1973年、リンゴ・スター)

おお、イントロからカントリーのような感じの楽曲ですね。リンゴの歌声はほのぼのしていますから、このような曲調には本当に合いますね。

リンゴの楽曲ですが、この楽曲を書いたのはジョージだそうですね。ギターやコーラスでもジョージが参加しております。

マンドリンやバンジョーの音色がこの楽曲の個性を引き立てていますね。

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84位 Crippled Inside(1971年、ジョン・レノン)

お次はジョンによる楽曲ですが、こちらもカントリーのテイストがありますね。

レトロな印象の音色のタック・ピアノにより演奏されておりますが、この演奏者も前のランキングで出てきたニッキー・ホプキンスだそうです。やはりこの方が演奏するピアノは印象に残りますね。

ビートルズ時代では、演奏はメンバー自身がメインになりがちですが、ソロ楽曲では様々なミュージシャンを演奏に向かえますから、こうやってソロ楽曲を聴いていくと様々なミュージシャンを知ることができます。

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83位 Love In Song(1974年、ポール・マッカートニー)

ウイングス名義の楽曲です。しっとりとしたギターが特徴的な伴奏ですよね。序盤は落ち着いた印象の楽曲ですが、そこから盛り上がっていく様子も好きです。

ウイングスのリードギタリストを務めたジミー・マカロックによる12弦ギターの音色が光っております。27歳でこの世を去ったミュージシャンが「27クラブ」と呼ばれますが、ジミー・マカロックは26歳の若さで他界しているそうですね。しかし、楽曲は残り続けますから、私もジミー・マカロックというギタリストがいたことを新たに知ることができました。

この楽曲の「Happiness in the homeland」という歌詞の一節で、ビートルズの楽曲『Happiness Is a Warm Gun』を連想しましたが、こちらはポールではなくジョンにより書かれた楽曲ですね。

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82位 Lipstick Traces (On a Cigarette)(1978年、リンゴ・スター)

ベニー・スペルマンという方が1962年に発表した楽曲をリンゴがカバーしました。楽しげな雰囲気がリンゴに合っていますね・・・!

他の3人のメンバーの楽曲は自作曲が中心ですが、リンゴはカバー曲もランクインしているのもまた良いですね。カバー曲といえば、ビートルズの初期の楽曲を連想しますね。リンゴがビートルズ時代にカバーして歌った楽曲といえば、例えばシュレルズの『Boys』が好きです。

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81位 Uncle Albert/Admiral Halsey(1971年、ポール・マッカートニー)

こちらはウイングス名義ではなく、妻のリンダ・マッカートニーと共同名義で発表した楽曲だそうです。

ビートルズのアルバム『アビイ・ロード』のB面に入っているメドレーのような、いくつかの楽曲を繋ぎ合わせたような構成になっており、聴き応えがありますね。

この楽曲について調べていて初めて意識したのですが、リンダはアメリカ人なんですね。歌詞の「Hands across the water」の一説の「water」がまさにアメリカ英語の発音となっております。

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いやぁ、この企画を通して楽曲についていろいろ調べてみると、知らなかったことをたくさん新たに知ることができますから興味深いです。

ビートルズの楽曲に比べると、解散後のそれぞれのメンバーのソロ楽曲は聴いたことがない楽曲もたくさんありますから、この企画によって私自身も新たな発見がたくさんあります。

こんな私の独り言をお読みいただいたことで読者の皆さまにも新たな発見があれば嬉しいです。

それでは、今回もお読みいただきありがとうございました。