563.様々な特性の人々に、少しでも寛容な社会になることを願います。【僕は発達凸凹でも、前向きに生きていく。第50回】
2023/12/31
※この記事での私の特徴は自閉スペクトラム症(ASD)や発達性協調運動症(DCD)当事者の特徴のうちの、ほんの一例です。全ての神経発達症(発達障害)当事者に当てはまるわけではなく、特徴は十人十色だということをご理解いただけると幸いです。また、このシリーズにおける凸凹とは、凸が得意なことや強み、凹が苦手なことや困難を感じること、という意味合いで用いています。
本記事の著者による講演動画
こちらの講演会の資料など詳細は、こちらの記事をご覧ください。
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こうやって私が本記事で自身のASDやDCDの特徴を踏まえて、いろいろな考えを発信することには、様々な理由があります。
そのうちの1つは、様々な特性の人々に、少しでも寛容な社会になることを願うことが挙げられます。
この社会には、ある分野では優れた能力がある(凸)反面、他の分野ではいわゆる「普通」「当たり前」と呼ばれることができないほど極端に苦手(凹)なことがある人々がいます。
そういった人々は自身の特性に思い悩み、うまく社会に適合できずに引きこもりになる方や、自らこの世を去ってしまう悲しすぎる選択をしてしまう方もいます。
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せっかくこの世に生まれてきたからには、私自身も良い人生を歩みたいと思いますし、周りのできるだけ多くの人々が良い人生を送ることができることを願っております。
そのためには、より多くの人々が、この社会には「いろいろな人がいる」と、様々な特性の人々がいるという事実をご理解いただき、「寛容さ」が少しでも増えるとありがたいです。
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3年前の2020年に開設したこの公式サイト内にてブログを始めたのは今年に入ってからです。
その中でもこの『僕は発達凸凹でも、前向きに生きていく。』の連載で、特に私の考えを述べました。
これからも『僕は発達凸凹でも、前向きに生きていく。』にて、様々なことを書いていこうと思います。
その際は、またよろしくお願いいたします。ご覧いただき、ありがとうございました。