561.【『The Velvet Underground & Nico』】映画『PERFECT DAYS』でその楽曲が使用されたルー・リードが率いたヴェルヴェット・アンダーグラウンドの、アンディ・ウォーホルによるバナナの絵のジャケットで知られるデビュー・アルバム。

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先日鑑賞した映画『PERFECT DAYS』にて、その題名の由来となったと思われるルー・リードの楽曲『Perfect Day』や、ルー・リードが率いたロックバンドのヴェルヴェット・アンダーグラウンドの楽曲『Pale Blue Eyes』が流れていました。

ヴェルヴェット・アンダーグラウンドといえば、私はバナナの絵のジャケットで知られるデビュー・アルバム『The Velvet Underground & Nico』が大好きなアルバムの1つです。

この特徴的なバナナの絵のジャケットをデザインしたのは、キャンベルのスープ缶やカラフルなマリリン・モンローの絵などで知られるアンディ・ウォーホルだそうです。ウォーホルはジャケットのデザインだけでなく、アルバムのプロデュースも担当したそうです。

映画『PERFECT DAYS』でもその名前が登場した音楽配信サービスのSpotifyにもこのアルバムが配信されておりましたので、ご紹介いたします。

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このアルバムは1967年の発売当時は全くヒットしなかったそうですが、じわじわと評価されていき、発売から50年以上が経過した現在も人々から愛されているアルバムとなっております。その証拠に、2021年にはイギー・ポップやマイケル・スタイプをはじめとした様々なミュージシャンがこのアルバムの楽曲をカバーしたトリビュートアルバム『I'll Be Your Mirror: A Tribute To The Velvet Underground & Nico』も発売されたそうです。

清々しい朝日のような楽曲の『Sunday Morning』から始まり、激しいけれども心地よさを感じる特徴的なギターのリズムの『European Son』まで、どれも名曲揃いですね。

どの楽曲も好きなのですが、今日の気分でのお気に入りを2曲挙げます。

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同じリズムがずっと続いていき、曲名（直訳で、『俺は男を待っている』）のように待ち遠しい気持ちが表現されていると個人的には解釈します。

このリズムに合わせて足でリズムをとって、貧乏ゆすりのようになってしまいました。こうやってつい身体を動かしたくなる楽曲です。

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ゲストボーカルとして参加したニコという女性歌手の優しくて力強い歌声に感動を覚える楽曲です。

今回、久しぶりに聴きましたが優しい雰囲気のイントロから心を掴まれ、つい目から光るものを頬に出してしまいました。

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今回は、アルバム『The Velvet Underground & Nico』をご紹介いたしました。

個人的にバナナが好きなこともあり親近感から聴き始めて知ったアルバムなのですが、聴けば聴くほどその虜になり、今では定期的に聴いていきたい大事なアルバムの1つとなっております。

映画『PERFECT DAYS』のおかげで、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドやルー・リードの楽曲を映画館の大音量で聴くことができたのは素晴らしい体験でした。やはり音楽好きの私にとっては、大音量で音楽を聴くことができるといった面でも映画館は良いですね。

ご覧いただき、ありがとうございました。