山田隆一公式サイト

530.【ビートルズ】ローリング・ストーン誌『100 Greatest Beatles Songs』を、順番に聴く。【15位~11位】

2023/12/03

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本日もローリング・ストーン誌『100 Greatest Beatles Songs』を、順番に引き続き聴いて、自由に感想を述べていきます。今回は15位~11位です。

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15位 Help!

『開運!なんでも鑑定団』!!!

突然の番組名、失礼いたします!この楽曲は、私がビートルズというバンドを知る以前の子どもの頃からテレビで放映されている『開運!なんでも鑑定団』という番組のテーマ曲として使用されているため、どうしてもこの番組を思い出してしまうのです。

この楽曲が発表された当時、ビートルズは人気絶頂であり、忙しすぎてついていけず、本当に助け(ヘルプ)を求めてこの楽曲を書いた旨の発言を作曲者のジョンはしているようです。

この楽曲は全体的にカッコいいのですが個人的に、「vanish in the haze(霧の中に消える)」の部分が本当にカッコいいですね。

ロックンロールな曲調ながら、ジョンが演奏する12弦アコースティック・ギターの音色が良いアクセントとなっており、フォークの雰囲気も感じさせますよね。

この楽曲を書くに至った人気絶頂ゆえの忙しさは、当事者しかわからない状態なことでしょう。その心境を素晴らしい楽曲としてくださったジョンに感謝いたします。

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14位 She Loves You

「わたし」から「あなた」への「I love you.」というフレーズはよく用いられますが、「あの娘」から「あなた」への「She loves you.」というフレーズは、現代の感覚からしても斬新な感覚になります。

初期のビートルズの楽曲は甘酸っぱいですよね。特にこの『She Loves You』は、その甘酸っぱさが強く、初期のビートルズを印象づけた楽曲だという意見もあるようです。

リンゴによるドラムの音のイントロから始まりますが、そのドラムの楽しそうな雰囲気から、ワクワクした気持ちにさせてくれます。

「Yeah, yeah, yeah」の掛け声が何度も歌われますが、そこからも躍動感が伝わってきます。やはりこの楽曲を聴いていると楽しい気分になりますね。

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13位 Revolution

おお・・・この楽曲がこんな高い順位に来るとは予想外ですが、異論はありません。じゃあ、個人的に結構好きな『Revolution 9』は9位かな?

イントロの激しいギターやシャウトは、後のハードロックやヘヴィメタルの楽曲に影響を与えたことでしょう。

曲中のギターも激しく、やはりメタルを感じます。

この楽曲の別バージョンである『Revolution 1』は『Revolution』よりゆっくりなテンポで、ソフトな仕上がりとなっておりブルースを感じます。

ナンバーナインヌ...ナンバーナインヌ...ナンバーナインヌ...ナンバーナインヌ...ナンバーナインヌ...

上記のフレーズが印象的なこれまた別バージョンである『Revolution 9』は実験的要素が強く興味深い音楽であり、個人的には結構好きです。

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12位 Norwegian Wood (This Bird Has Flown)

おお・・・!私のお気に入りのアルバム『Rubber Soul』からのこの楽曲が12位にランクインですか!私がこのアルバムで特にお気に入りの楽曲の「アレ」は何位にランクインするのでしょうか!

「Norwegian Wood」は「ノルウェー産の木材」といった意味だそうですが、woodは森を意味することもあることから名付けられたこの楽曲の邦題『ノルウェーの森』は、村上春樹の小説『ノルウェイの森』として使用されるなど有名な邦題なこともあり、曲調も相まってどうしても歌詞の舞台が森の中にある家だと思ってしまいますね。邦題は誤訳だという説が濃厚らしいですが、楽曲の雰囲気には合致しておりますから、結果的に良い邦題となった稀有な例ですね。

アコースティック・ギターが印象的なイントロからこの楽曲の雰囲気に引き込まれます。woodを題材にしておりますから、アコースティックな音色がよく馴染んでいますよね。

また、この楽曲はインドの弦楽器であるシタールが用いられており、1965年当時でシタールが用いられたことからもその斬新さから評価が高く、順位が上なのも頷けますね。

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11位 A Hard Day's Night

ジャ~ン♪

やはりこのイントロのギターは本当に印象的ですよね。そこから作曲者であるジョンが歌い出しますが、「When I home~♪」の箇所からポールが歌っております。なぜかというとジョンにとって音程が高すぎたから、という情報が出てきました。微笑ましいエピソードですね。

人気がどんどん加速し、忙しくなってくるビートルズの慌ただしい一日が表現された楽曲となっており、その慌ただしさが個人的にはリンゴによるドラムやボンゴ、そしてカウベルの音色から特に伝わります。

英語には爆睡することを示す「Sleeping like a log(丸太のように眠る)」という興味深い表現があることをこの歌詞から知ったことを覚えております。

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早くも、この企画も残りわずか、あと2回となりました。トップ10、ある程度予測はできますが、予想外の楽曲もランクインしているかもしれません。

このランキングを決めた方々の主観が含まれているランキングですから、賛否両論あると思われますが、このランキングを引き続き楽しんでいきます、