山田隆一公式サイト

526.【ビートルズ】ローリング・ストーン誌『100 Greatest Beatles Songs』を、順番に聴く。【30位~26位】

2023/11/30

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本日もローリング・ストーン誌『100 Greatest Beatles Songs』を、順番に引き続き聴いて、自由に感想を述べていきます。今回は30位~26位です。

この企画も、残り30曲となりました。上位にランクインしている楽曲はある程度想像はできますが、予想外の楽曲もあることでしょう。さて、本日はどの5曲が!?

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30位 We Can Work It Out

終始爽やか雰囲気の楽曲ですよね。その中での"Life is very short and there's no time for fussing and fighting, my friend.(「人生はとても短いので口論したり、喧嘩したりする時間なんてないよ。」)"という歌詞は、そのまま名言といえる名フレーズだと思います。

アコーディオンのような音色の楽器は、ジョンが演奏しているハーモニウムと呼ばれる鍵盤楽器のようです。

そしてこの楽曲では、いつもはギターを演奏しているジョージがなんと、タンバリンを演奏しているそうです。ドラムを担当しているリンゴが演奏したという説もあるようですが、ジョージが演奏しているのであれば、ジョージのパーカッションの才能も垣間見えますね。

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29位 Can't Buy Me Love

初期のヒットナンバーがここでランクインしました!

「愛はお金で買えるか」という議題は、ビートルズの時代も、今の時代も、いつの時代でも話題にあがることでしょう。このトピックについて、ビートルズなりに歌っております。

もちろんタイトルになっているように、「愛はお金では買えない」といったテーマの楽曲ですね。

イントロがなく、いきなりポールが歌い出す構成ですから、早速盛り上がりますね。ポールのダブルトラックによる2つのボーカルが、初期の勢いを感じさせます。

今回の記事を書く上で調べていると、女性ジャズ・シンガーのエラ・フィッツジェラルドがこの楽曲をカバーしていることを知りました。こちらも聴いてみましたが、ジャズアレンジの伴奏にエラ・フィッツジェラルドのグルーヴ感が強い歌声がマッチしておりますね。ビートルズがこの楽曲を発表した同年の1964年にカバーしておりますから、まだまだ活動初期のビートルズに目をつけたのはさすがですね。ビートルズをカバーしようと決めたのはエラ・フィッツジェラルド本人か周りの人々かわかりませんが、これは名カバーです。

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28位 Here Comes the Sun

早い!早い!この曲はもっと上のはずだ~!!!

すみません・・・!それくらい個人的には好きな楽曲なんです。この楽曲が収録されている、横断歩道のジャケットで知られるアルバム『Abbey Road』の楽曲では一番好きな楽曲なんです。

聴いていると本当に前向きな気分になれる素晴らしい楽曲です。つらいことが長く続いても、いつか希望が現れると信じることができます。

ジョージ作の楽曲のため、ジョンやポールの楽曲に比べると知名度が低くなりがちですが、やはり私はビートルズの楽曲の中でもトップクラスに好きな楽曲ですね。

これほどの名曲にもかかわらず、外部ミュージシャンによる弦楽器や管楽器の演奏が、誰による演奏なのかが不明なのだそうです。ビートルズのメンバーや、この楽曲のオーケストラ編曲や指揮を務めたプロデューサーのジョージ・マーティンはもちろん、お名前はわかりませんがこの方々たちにも本当に感謝いたします。素晴らしい演奏をありがとうございました。

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27位 You're Going To Lose That Girl

この楽曲がこの位置とは意外ですね。好きな楽曲ではあるのですが、やけに高い順位です(この楽曲が大好きな方、すみません!)。

この楽曲の特徴といえば、ジョンによる裏声もきかせたボーカルと、それに調和するポールやジョージによるコーラス、そしてリンゴによるドラムに加えたボンゴの演奏ですね。この楽曲では、リンゴ・スターが、ボンゴ・スターです(親父ギャグ、すみません!)。

仮にボンゴに触れる機会があるとすると、参考にしたいリンゴのボンゴ演奏ですね。

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26位 If I Fell

この楽曲は、個人的にこの位置でも異論がないくらいに好きです!本当にジョンとポールの2人によるボーカルのハーモニーが美しい・・・!

「More than her~♪」の「her~♪」の部分のハーモニーが特に好きです。

うむ・・・、思わず一緒に歌いだしちゃいますね。それくらい心地よいリズム、心地よい歌声の楽曲です。

ジョージによる12弦ギターの音色にも哀愁を感じますね。恋愛は、楽しいことばかりではないことを感じさせる音色です。

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この企画も、100位から始めてだいぶ上位になってきましたので、「この曲が上位で納得!」といった楽曲や、「この楽曲が上位なの、意外だ!」といった楽曲が出てきました。

すべて私の個人的な好みによる感想ですので、聴く人によってつける順位は激しく異なることが改めてわかりますね。

この企画のあと、いつか『超個人的ビートルズ楽曲番付』のような企画もやってみると面白いかもしれませんん。

ご覧いただきありがとうございました。