山田隆一公式サイト

523.【ビートルズ】ローリング・ストーン誌『100 Greatest Beatles Songs』を、順番に聴く。【40位~36位】

2023/11/28

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本日もローリング・ストーン誌『100 Greatest Beatles Songs』を、順番に引き続き聴いて、自由に感想を述べていきます。今回は40位~36位です。

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40位 For No One

この楽曲がこの順位ですか・・・。興味深いですね。

作者であるポールの他には、リンゴと、外部ミュージシャンのアラン・シヴィルの3人のみで録音された楽曲のようです。

アラン・シヴィルによるフレンチ・ホルンの音色がこの楽曲をより引き立てていますね。

ポールによるピアノに加えて、同じくポールによるクラヴィコードと呼ばれるクラシックな鍵盤楽器の音色も味わい深いものとなっており、この楽曲の哀愁を演出していますね。

たった2分という時間で、恋愛関係の終わりという出来事を寂しさのある曲調で描いているこの楽曲は、じっくり聴いてみると確かにこの順位でも私は異論はなくなりましたね。

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39位 Day Tripper

好みの問題なので申し訳ありませんが、この楽曲は個人的にはシングルA面にしては私の中ではそこまでな楽曲なんです。なのでこの順位は私にとっては高いですね。

『Rubber Soul』のセッション中に録音された楽曲だそうです。確かに『Drive My Car』と雰囲気が似ていますね。前回の記事にも登場した『Drive My Car』、私はこちらのほうが好きな楽曲です(『Day Tripper』のほうがお好きな方、すみません!)。

ただし、イントロのギターリフはすぐにこの曲だとわかる特徴的なものであり、さすがジョンだと思いました。

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38位 Blackbird

この楽曲は聴いていると本当に穏やかな気分になれます。

また、歌詞の中に登場する黒い鳥を応援したくなります。クロウタドリと呼ばれる黒い鳥の鳴き声も録音されていますね。クロウタドリは、英語では曲名と同じ「Blackbird」と呼ばれているそうです。

作者のポールによるボーカルとギターの音で構成されており、ポール1人で録音したシンプルな楽曲となっております。

ギターの伴奏は、バッハの影響があるそうです。現代のポピュラー音楽の発展に大きな影響を与えたビートルズですが、こうやってクラシックにもいろいろと影響を受けていますね。

また、ポールは差別を受けている黒人女性への応援歌としてこの楽曲を作ったと語っております。黒い鳥を、黒人女性に重ねあわせたのです。何も知らずに聴くとそのような背景はわかりませんが、こういった社会的要素もある楽曲なのです。

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37位 She Said She Said

おお・・・、ここでこの曲ですか!ビートルズのアルバムの中でも評価が高い『Revolver』収録曲は結構上位に出てきそうですね。

姿勢~♪

愛せ~♪

我々日本人は、「She said」を「姿勢」、「I said」を「愛せ」と空耳してしまう人々が少なくないことでしょう。姿勢よく聴きたくなりますね。

イントロのギターのフレーズや、リズムの良いドラムからこの楽曲に引き込まれますね。

個人的には特に「When I was a boy~♪」の部分が好きですね。

う~む、やはりこの楽曲はリンゴによるドラムを聴き入りますね。やはりリンゴの確かな技術が光ります。

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36位 I Should Have Known Better

作者のジョンによる冒頭のハーモニカの音色が本当に印象的ですね。

日本では、この楽曲が収録されているアルバム『A Hard Day's Night』と同時にこの楽曲をA面とするシングルが発売されたそうです(B面は『I'll Cry Instead』)。世界各国で異なるシングルが発売されていることは興味深いですね。本格的なビートルマニアは、各国版のレコードを収集していることでしょう。

ボーカルはジョンのみであり、ダブルトラックによるものです。ビートルズ活動初期のジョンのボーカルをじっくり聴くことができますね。

個人的には「hey hey hey」が好きな箇所ですね。甘酸っぱい気持ちが伝わってきます。

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今回の5曲も、個性豊かでした。次はどんな5曲が登場することでしょう。

ご覧いただき、ありがとうございました。