486.【ビートルズ】ついに発表!2023年現在の最新技術で、新たな曲も収録され生まれ変わった50周年の、「赤盤」「青盤」。(その2)【『The Beatles 1962–1966(Red Album)』・『The Beatles 1967-1970(Blue Album)』】
2023/11/11
昨日の記事に引き続き、2023年の新「赤盤」を聴いた感想を自由に書いていきます。「赤盤」が終わり次第、「青盤」に入ります。
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私のビートルズで最もお気に入りの楽曲である『In My Life』は、やはり2023年版でも心に来ますね・・・。
作詞作曲したジョンによるこれまでの人生を振り返る歌詞や哀愁溢れるメロディ、そしてその歌声はもちろん、間奏のプロデューサーを務めたジョージ・マーティンによるピアノの演奏が本当にたまりません。やっぱり大好きな楽曲です。
余談ですがかつて、ビートルズにのめり込んだ大学時代に英語の授業で先生から「ビートルズの曲を何か1曲挙げて」と英語で尋ねられたためこの『In My Life』と答えると、「もっと有名な曲を挙げて」と返されたことを覚えております(その際には確か、その時まず思いついた『I Want to Hold Your Hand』を挙げました)。シングル曲ではないのでしょうがないかもしれませんね。『Rubber Soul』というアルバムの中の1曲なのですが、私にとってはお気に入りの1曲ですので、1973年発表の赤盤にも収録されたこの楽曲が2023年版で生まれ変わったことは嬉しいです。旧版と新版、どちらも大事に聴いていくことでしょう。
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うおおっ!
『Paperback Writer』では明らかな違いを感じました。48秒ごろのフェードアウトの演出がオリジナル版と大きく異なりますね。こちらの新版のほうがシュッとフェードアウトしているように聞こえます。
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そして、『Yellow Submarine』のイントロがオリジナル版と異なるアレンジですね。ギターのジャ~ン、ジャンジャ~ンが、ジャンジャ~ン、ジャンジャ~ンになっています(オノマトペを使った説明、なんかシュールですね)。
個人的にリンゴのボーカルは味があって本当に好きなため、この楽曲も本当に好きな楽曲の一つです。みんなで肩を組んで歌いたい楽曲ですね。
ちなみにこの『Yellow Submarine』は2022ミックスとなっており、昨年発表された2022ミックス版のアルバム『Revolver』と同じ音源のようです。
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ああ・・・!
やっぱり『Here, There and Everywhere』は何度聴いても鳥肌が立ちっぱなしです。曲が流れている間ずっと澄んだ雰囲気に包まれているような感覚になります。先日紹介した『Helter Skelter』のメタル感溢れる激しい歌声と同一人物とは思えない、ポールのきれいな歌声に癒やされます。
同じく『Revolver』2022ミックス版の音源が、この「赤盤」にも収録されております。
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そして赤盤の最後を飾るのは、『Revolver』でも最後の楽曲である『Tomorrow Never Knows』です。日本ではMr.children(ミスチル)の同名異曲の曲名としても有名なこの楽曲は文法的には正しくないのですが、リンゴがふと喋った言葉だそうで、面白いので曲名に採用されたようです。同じような経緯で『Eight Days a Week』や『A Hard Day's Night』も楽曲のタイトルに採用されましたからリンゴの言葉の扱い方も天才的ですね。
やっぱりこの楽曲の「カオス」感がたまりません。荒廃した大地に様々な色をした木々が光っており、その中をカラスが飛んでいる様子が個人的には思いかびます。
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今回も、新「赤盤」の感想を自由に述べました。取り上げる楽曲はその時の気分で変化いたしますので、また聴くと新たに取り上げたい楽曲が出てきそうですね。
次回は、新「青盤」をいろいろと聴いていこうと思います。
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