475.【エッセイ】2日と、不束者。

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僕は、言葉遊びが好きだ。

響きが似ている言葉を、連想して考えてしまう。

今日は11月2日ふつかだ。

「ふつか」の音の響きから僕は、不束者ふつつかものという単語を連想してしまう。

「不束者ですが、よろしくお願いします。」などと、初対面などの挨拶に使用されがちな単語だ。

「未熟者」「気が利かない者」などといった意味合いで用いられる、「不束者」。

語源が気になって調べてみると、平安時代初期かそれ以前に用いられた「太束ふとつか」という単語が元になっているようだ。太束は、太く短い柱のことだそうだ。

これが平安時代のうちに「不束」という字に変わり、「不束」という語が源氏物語にも登場しているようだ。

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今日が2日であることから連想した「不束者」という単語を調べてみると、このようなことがわかった。

「不束者」という単語ができた、より詳細な流れは「不束者語源」と検索してみると表示されるので、こちらで詳細を述べるのは省略する。

このように普段から僕は、気になったことを調べては「へぇ～」と思うことが好きだ。

そんなことを考えている、11月2日だ。