山田隆一公式サイト

270.長崎に生まれ育った者として、平和を願う。【広島原爆の日】

2023/08/06

今から78年前の本日、8月6日は広島に原子爆弾が投下された日です。

長崎で生まれ育った私は、子どもの頃学校で平和について学ぶ機会がありました。

いつも世の中が平和であってほしいと願っていますが、この時期はより、平和について考えます。

本日、YouTubeの『日テレNEWS』チャンネルに今年の4月6日にアップロードされたこちらの動画を拝見いたしました。

広島と長崎の両方の2機の爆撃機に搭乗し、原爆投下に関わった人物の孫であるアメリカ出身のアリ・ビーザーという方が特集されておりました。

この方は、被爆者の方々を取材し、母国アメリカに原爆の実態を伝えるドキュメンタリーを制作する活動などをしている方のようです。

そして、広島と長崎の両方での被爆を経験した長崎出身の山口彊という方がいらっしゃいましたが、この方の孫である原田小鈴という方との、原爆に関わった人物の孫同士の交流が取材されたニュース映像です。

映像を拝見すると、このアリ・ビーザー氏は、日本で原爆について取材するために日本語も少し習得しているようです。現地の言葉を学び、取材する姿勢からもその真剣度がうかがえます。

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私が子どもの頃、学校で平和について学ぶ機会があり原爆についていろいろと知った際には、このような悲惨な出来事が現実に起きたという事実が衝撃的でした。

このようなことを繰り返してはならないと子どもながらに考え、現在もその考えは変わりません。

ですから、毎年忘れずに伝えていかなければならないため、本日も広島で平和記念式典が開催され、3日後の8月9日には長崎でも平和記念式典が開催されます。

原爆については真剣に考えなければならないことであり、ジョークにされている様子を見ると心が痛みます。実際に被爆を経験した世代の方々は高齢化が進み、その人数もどんどん減少していきます。ですから、私のような若い世代も平和について考えなければならないと思い、本日は記事を執筆いたしました。

ご覧いただきありがとうございました。