山田隆一公式サイト

137.【男闘呼組】50代になってもカッコいい、”男闘呼”たち。【Rockon Social Club】

2023/06/09

私は1993年に生まれました。この1993年に活動休止をしながらも、昨年突如活動再開を発表した伝説のロックバンドがいました。

そのロックバンドは、男闘呼組です。私が生まれた年に活動休止したため、私はリアルタイムでの彼らのかつての活躍を知りませんでしたので、最近まで全く曲も聴いたことがありませんでした。

メンバーも、私は映画やドラマを観るので俳優として活躍している高橋和也は知っていましたが、他のメンバーは全く知りませんでした。ちなみに、高橋和也が出演している2019年の『日本ボロ宿紀行』というドラマが好きです。このドラマの影響で調べてみると、かつて男闘呼組というグループに所属していたようですが、そのような名前のグループがあったのか、という程度の認識でした。

昨年、『音楽の日』という音楽番組に男闘呼組が出演し、その反響が大きく報じられましたが、こちらは視聴しておらずまだそれほど関心がありませんでした。

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私が衝撃を受けたのは今年になって、金スマこと『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』というテレビ番組に男闘呼組が出演した回を視聴したことがきっかけです。男闘呼組のメンバーは現在50代ですが、本当に魅力的でカッコいいと思えたのです。私にとっては親のような世代の方々ですが、どのメンバーも非常に良い年齢の重ね方をしております。私も将来、こんなカッコいい50代になりたいと思わされました。

男闘呼組のメンバーとこの金スマでMCをしている元SMAPの中居正広はかつて事務所で先輩・後輩の関係であったため、微笑ましいやり取りも面白く視聴いたしました。ちなみに私は、SMAPも好きです。好きなSMAPの楽曲はいっぱいありますが、例えば『俺たちに明日はある』や『たいせつ』などが好きです。

さて、この金スマで男闘呼組がどういうロックバンドかが詳細に紹介されておりましたので、活動初期の当時を知らない私も少しながらかつての活躍を知ることができました。また、どういう経緯があり活動再開に至ったかも知ることができ、人間ドラマを垣間見ることができました。4人のどのメンバーもそれぞれ魅力的なキャラがあり、成田昭次・高橋和也・岡本健一・前田耕陽の4人の顔と名前をこの番組を視聴しただけですぐに覚えることができました。それほど強く印象に残ったということです。

そしてこの金スマでは楽曲を披露する場面もありました。年齢を重ねて50代になった今ならではの大人の魅力を感じ、本当に素晴らしいパフォーマンスでした。事前に活動再開に至った経緯が紹介されたこともあり、感動し涙を流したことを覚えています。

母もこの番組を視聴していたようで、母も同じく感動していました。母はSMAPは好きでしたが、男闘呼組は活動初期の当時はそれほどファンではなかったようです。しかし今の男闘呼組を観て素晴らしいと思ったようです。ということで、母と2人で男闘呼組のライブに行くことになりました。

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熊本城ホールの入口。

ということで、6月4日に実施された男闘呼組の熊本公演に行ってきました。

痺れっぱなしでした。

ビリビリビリ!

今もこうやって記事を書きながら、ライブに行った時の感動を思い出します。今年ファンになったばかりの私ですらこうなのですから、活動初期の当時から熱心なファンだった方々の感動は計り知れないことでしょう。

本当に、年齢を重ねたことで大人の魅力が滲み出ていました。かつてに比べて渋みの増した演奏に加え、50代ならではの等身大のMC、そして観客を楽しませようと途中で入った寸劇など、どれも心からカッコいいと思えました。

ライブ前半では男闘呼組の楽曲が披露されましたが、後半では男闘呼組のメンバーを中心に新たに結成したロックバンドであるRockon Social Clubの楽曲が披露されました。男闘呼組としての活動は今年の8月で終止符が打たれるそうですが、これからのRockon Social Clubとしての新たな活動を心から応援しております。

このRockon Social Clubは、元JUN SKY WALKER(S)の寺岡呼人がプロデュースをしているバンドです。JUN SKY WALKER(S)も世代ではないためほとんど聴いたことがありませんでしたが、このこともあり最近こちらにも興味が湧いてきております。

ちなみに先程の大きな文字は、このRockon Social Clubの楽曲『Rolling Thunder Baby』の影響を受けたものです。

夜のサクラマチクマモトの外観。

ありがとう男闘呼組!ありがとうRockon Social Club!ありがとう熊本!ありがとうくまモン!ライブの後は、その余韻を噛み締めました。

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そのライブの余韻がまだまだ残る昨日、NHKの音楽番組『SONGS』に男闘呼組が出演していたため視聴いたしました。こちらでもライブ演奏が披露されており、観に行ったライブを思い出しながらノリノリで視聴いたしました。

私がリアルタイムでは知らないかつての貴重な映像も観ることができ、興味深いものがありました。現在の男闘呼組は私にとって親世代のような年齢の皆さまですから、大人の魅力が滲み出てカッコいい、と思えますが逆に活動初期の頃の男闘呼組は今の私よりだいぶ年下のため、逆にかわいい弟のような感じ、と思えることは微笑ましいですね。

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ということで、今回は男闘呼組についての記事を執筆いたしました。かつてはアイドルとして認識され特に女性ファンが多かったそうですが、今回のライブでは男性ファンも目立ち、同性にも支持される本格的ロックバンドであることを肌で感じました。

また、当時を知らない私のような若い世代の観客もちらほらおり、幅広い世代に支持されるロックバンドであることも感じました。

男闘呼組としての活動はもう少しで終わりを迎えますが、これからも新しいバンド・Rockon Social Clubとして日々新たな挑戦を続ける、50代になってもカッコいい”男闘呼”たちのご活躍をこれからも心より応援し、この記事を終わりといたします。