山田隆一公式サイト

129.歩くことの、気持ちよさ。

2023/06/05

私は、小説の題材にするほど、歩くことが好きです。したがって、車が走らず主な移動手段は徒歩であるヴェネツィアという街に留学できたのは本当に運が良かったといえます。

リズムよく1、2、1、2、と歩いていると、気分が良くなります。科学的にもリズム運動でセロトニンという脳内の神経伝達物質が分泌され、気分が良くなると証明されているそうですが、そういった理屈を考えずとも、気持ちよさを全身で感じることができます。

特に晴れている日は、太陽の光を浴びることの気持ちよさとの相乗効果で本当に爽快です。道に生えている草木の匂いなども感じながら、散歩することを日々楽しんでいます。

また散歩の良いところは、自分なりの速度で歩くことができることです。乗り物に乗っている際は、他の乗り物との兼ね合いもあり速度を自由にコントロールすることはできませんが、歩いている際はある程度自由な速度で自由に移動することができるため、こちらも気分が良いです。

また、歩くという単純な運動ではそれほど頭を使わなくても良いため、脳を休めることができると私は考えます。歩くことにより足の裏から全身に伝わる感覚などを感じながら、リラックスして歩いています。

そして、歩くリズムに合わせて呼吸にも意識を向けることで、鼻から入っていた空気から自然を感じ取るのです。

いやぁ。歩くって、気持ちいい。