123.さらば長崎駅前高架広場と、長崎西洋館。
2023/06/01
私が住んでいる長崎市にて、2023年5月末をもってその役目を終えた場所が2つございますので、その思い出を先日撮影した写真とともに振り返ろうと思います。
1つ目は、長崎駅前高架広場です。ここ数年、長崎駅周辺の再開発が進んでおり、駅前の広場も新しいものとなるため、その一環としてこの高架広場は撤去されます。
こちらのNBC長崎放送の報道からもわかるように、長崎市民に広く親しまれた高架広場です。1969年からあったことは知りませんでした。私が生まれるずっと前から、長崎市民を見守ってきました。
私も、幾度とこの高架広場を利用してきました。高架広場にあるベンチでくつろぎ、飲み物を飲みながらリラックスしたことなどを思い出します。
高架広場から撮影した、新たな長崎駅ビルの建設の様子です。どのようなお店が出店するのか、楽しみですね。
高架広場のタイルには、このような味わい深い絵も描かれておりました。これからは見ることができなくなることは残念ではありますが、新たな駅前広場との出会いに期待を膨らませます。
54年間お疲れ様でした。
もう1つの場所は、長崎西洋館です。同じくNBC長崎放送の報道によると、こちらは1990年開業で私より3つ年上ですね。
長崎の人々にとっては路面電車でおなじみの、長崎電気軌道が建設した施設です。商業施設や飲食店、イベントなど様々なことに利用され、こちらも長崎市民には馴染み深い施設です。
西洋館は、その名の通り西洋風の外観でインパクトがあります。子どもの頃初めて見かけて知った際は、他の建物にはない独自の雰囲気が印象に残ったことを記憶しています。
また、上の階には路面電車資料館があり、長崎電気軌道の歴史がわかる資料が展示されておりました。貴重な展示ながら無料で見ることができ、太っ腹さを感じたものです。西洋館の閉館で、資料館はどうなるのか気になりますね。
西洋館の跡地は売却も含め検討されているようです。どうなるかは今後次第ですね。
約32年半の間、ありがとうございました。
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私たちは、生きていく上で様々な人々との出会いと別れがあります。
同じように、今回のように様々な場所とも、出会いと別れがあります。長年慣れ親しんだ場所がなくなることは寂しさもありますが、逆に新しくできる場所もあります。
役目を終え、消えゆく場所は市民の思い出として残り続け、新しい場所が市民に新たな思い出を提供することでしょう。
こうやって考えると、1つの場所からも、様々な人間ドラマが想像でき、興味深いですね。
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