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90.うちなーのほっともっとは、てーじまーさん。【「わかるよね？」(by 護得久栄昇先生)】【2023年4月沖縄旅行その9】

2023/05/07

※記事内の（）書きは基本的にうちなーぐち（沖縄の方言）の標準語訳です。うちなーぐちはカタカナで表記する場合もありますが、記事内では原則ひらがなでの表記に統一いたします。

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はいさい（こんにちは）！この度は記事をご覧いただき、にふぇーでーびる（ありがとうございます）！

ホテルのテレビで、各地のローカルCMを観るのが、私にとっての旅行の醍醐味の1つです。

数あるCMの中で、特に印象に残ったのは、持ち帰り弁当チェーン・ほっともっとのCMです。ほっともっとを運営するプレナスは、我らが長崎県・佐世保市発祥の企業です。ほっともっとは普段からたまに利用するのですが、沖縄限定のインパクト抜群のCMで、沖縄限定メニューがあることを知ったため、バスツアーの後に買いに行きました。

ほっともっとの沖縄限定メニュー・ゴーヤー弁当。

こちらが沖縄限定メニューの1つ、ゴーヤー弁当です。ゴーヤーがたくさんご飯の上に載っています。ランチョンミートにより、ご飯がどんどん進みます。

ほっともっとの沖縄限定メニュー・麩ちゃんぷるー弁当。

そして、こちらがもう1つの沖縄限定メニュー・麩ちゃんぷるー弁当です。一緒に旅行に来ているあんまー（母）は、こちらを注文いたしました。少しお互いの弁当をシェアいたしましたが、こちらの麩ちゃんぷるー弁当は、麩が出汁をよく吸っており、旨味がすごい弁当でした。

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「わかるよね？」

麩ちゃんぷるー弁当の右上のほうから声が聞こえてきました。声のほうには、ほっともっとのチラシがあり、沖縄らしい顔が濃い人物が写っております。テレビCMに出演していたのもこの方です。

現在のCMはYouTubeでは見つかりませんでしたが、3年前のものが見つかりました。この方こそ、沖縄が誇る大物民謡歌手・護得久栄昇（ごえくえいしょう）先生です。CMでは「ゴーヤー食う栄昇」という名前になっており、ユーモアが利いています。

CMで見かけた時から沖縄のローカルタレントの方だと思っていましたが、調べてみると大物の方だったんですね。

護得久栄昇先生のWikipediaによると、1952年生まれの御年71歳。2017年頃から注目を集めているので実に65歳から注目を集めたことになります。コツコツと活動していって、花が咲いた遅咲きの方でしょうか。私も遅咲きタイプだと自覚しておりますので、親近感がありますね。

読み進めるうちに、「・・・ん？ああ、そういうことか！」となりました。この護得久栄昇という人物は、沖縄のお笑いコンビ・ハンサムの金城博之という方が演じているキャラクターなのがわかりました。71歳にしては若い風貌だと思っていましたが、この方は現在50歳のようです。

沖縄にも様々なローカルタレントの方々がいらっしゃるようですが、この護得久栄昇先生というキャラクターが最もインパクトがあり、印象に残りました。

お笑いタレントの方が演じているキャラクターとはいえ、テイチクに所属する民謡歌手として本格的に活動しているようです。例えばこちらの『愛さ栄昇節』という曲のジャケットは、まるで往年のレコードかのようなデザインですね。お笑いタレントの方なので、ユーモアを交えた民謡を歌っています。

今年になってからも、『護得久栄昇大全II』というアルバムを出しているようです。本格的な民謡の曲調と、お笑いタレントならではの面白さが混ざった密度の濃いアルバムとなっております。

護得久栄昇先生の決めゼリフは、「わかるよね？」だそうです。今回食べたゴーヤー弁当と麩ちゃんぷるー弁当の美味しさ、よくわかりました。

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うちなーのほっともっとは、てーじまーさん（沖縄のほっともっとは、とても美味しい。）。