72.温度感覚に、鈍感。【僕は発達凸凹でも、前向きに生きていく。第9回】
2023/04/26
※この記事での私の特徴は自閉スペクトラム症(ASD)や発達性協調運動症(DCD)当事者の特徴のうちの、ほんの一例です。全ての神経発達症(発達障害)当事者に当てはまるわけではなく、特徴は十人十色だということをご理解いただけると幸いです。また、このシリーズにおける凸凹とは、凸が得意なことや強み、凹が苦手なことや困難を感じること、という意味合いで用いています。
本記事の著者による講演動画
こちらの講演会の資料など詳細は、こちらの記事をご覧ください。
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私は、温度感覚に鈍感なところ(凹)があります。例えば私は暑さに弱いのですが、その暑さに気づくことに鈍感なところがあります。
多くの人々は、本能的に涼しいところを探し、日陰があれば無意識に日陰に移動するのかもしれませんが、私は日陰に移動したほうが良いことに気づきにくい(凹)ことがあります。
また、水分補給の方法に関しても不器用なところがあります。暑さによる汗で、体の水分が減っている感覚には敏感になり水分補給をするのですが、ついついがぶ飲みしがちです。こまめな水分補給が良いとわかっていても、どの程度がこまめかを想像することが難しいところがあります。
そして、暑い中でなにかに夢中になって没頭してしまうと、水分補給を怠ってしまうこともありますので、気をつけて意識的に水分補給をしなければなりません。
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ちなみに、私は寒さには強い(凸)です。イタリア・ヴェネツィアに留学した際も、長崎より気温が低い冬を過ごしましたが、特に寒さで苦戦した記憶はありません。やはり、私にとって夏は過ごしづらいです。ただ、対策次第で過ごしやすくなりますので、対策していきます。
「食べ物」カテゴリの記事があるように、私は食べるのが好きです。その上にここ最近は食欲が好調なため、体重が絶賛増量中です。体に「ミートテック」を蓄えたため、より暑さを感じていることでしょう。
暑さ本番の夏までには食欲を抑えるべきか・・・でも食べ物はうまい。これは多くの人々が抱える葛藤でしょう。