山田隆一公式サイト

34.ちゃんぽんは、うまか。

2023/04/02

ちゃんぽんは、馬か?馬ではないことは明らかですね。

茶番はこれまでにして、「うまか」とは、長崎弁で、「うまい」という意味です。したがって、今回は恒例の『○○は、うまい。』シリーズです。

長崎の郷土料理、ちゃんぽん。その器には、無限の可能性が広がっています。

主役の麺はもちろん、それを引き立てるスープ、様々な肉・魚介・野菜のたっぷりな具材。栄養満点です。

私の食べ方は、まずはスープを一口。とんこつや鶏ガラベースのスープと、具材の旨味が溶け込んだ出汁が五臓六腑にしみわたります。

そこから、麺を思いっきりすすります。小学生の頃、麺のすすり方を練習して、できるようになったのが懐かしいです。当時の夏休みの絵日記に描いた記憶があります。前回の記事で登場した『ぼくのなつやすみ』でも、毎晩寝る前に絵日記を描くので、真似をしてか、それとも学校の宿題だったのか定かではありませんが、絵日記を描いていた時期がありました。

スープと麺を一口ずつ食べてから、私は具材を片付けていきます。もやし、良いですよね。スープともよく合います。きくらげが入っていても良いですね。コリコリとした食感が好きです。人参が入っていると、彩りが良いですよね。

魚介系では、かまぼこがいい味を出しています。小学生の頃、社会科見学で地元長崎のかまぼこ工場に行ったことを覚えています。豚肉やエビ、イカなどが入っていることもありますが、これまたうまい。良い出汁が出ます。

具材をある程度食べてしまってから、再び麺をすすります。こうして、麺・スープ・具材をバランスよくいただき、完食です。栄養満点、高い満足感です。

地元長崎には様々なちゃんぽん店がありますが、全国チェーンのちゃんぽん店『リンガーハット』のおかげで、全国津々浦々でその味をいただくことができます。この記事執筆現在で、45都道府県に出店しております。地元長崎の味が全国に知れ渡っていることは、誇り高いことです。

かくいう私は恥ずかしながら、子どもの頃はちゃんぽんはあまり好きではありませんでした。野菜が多いことも関係していたのかもしれません。

しかし今は、おいしくいただくことができます。作る人、お店によって様々な個性が出るちゃんぽん。ごちそうさまでした。

やっぱりちゃんぽんは、うまか。