10.日本語と、英語。
2023/03/15
これまでの記事のように、大学時代の私は、英語学習に熱心に取り組んでいました。
当時の私は、「日本語は敬語があって堅苦しい」、などと、母語である日本語の好きではないところが目についていました。
しかし、英語学習を進めた上で、イタリア留学をした際、授業の際や、世界中から来た学生たちと話す際に英語を使い、現地の言語であるイタリア語を少しずつ覚えていくうちに、日本語が恋しくなりました。
もちろん、日本人学生同士との会話では日本語を使いましたが、街にはイタリア語や英語などの表記が中心で、日本語はほぼありません。
約1年間、日本から離れることで、日本語をはじめとした、日本の良さが改めてわかりました。
現在は、「日本語は敬語など、表現の幅が広く奥ゆかしい」と、考えています。様々な言語を学び、それぞれの魅力を知ることができました。
ちなみに、現在こうやって日本語で文章を書いていますが、この文体は、英語の影響を受けたと考えております。
日本語は、曖昧な表現でも通じてしまうことがある言語ですが、それに対して英語は、主語や目的語などを明確にしなければ通じないことがよくあります。
そのような英語の影響を受けて、曖昧な表現が少なくなる文章を日本語でも書くようになったと、自己認識しております。
外国に行ったからこそ、日本の良さを再認識できました。
外国語を学んだからこそ、日本語の良さも再認識できました。
それぞれの言語の良いところに目を向けて、これからも使用していきます。
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早いもので、10記事目となりました。今後ともよろしくお願いいたします。
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