1552.学校でうまくいかないと悩んでいる子どもたちへ【僕は発達凸凹とともに、前を向いて生きていく。第95回】
2025/08/26

※この記事での私の特徴は自閉スペクトラム症(ASD)や発達性協調運動症(DCD)当事者の特徴のうちの、ほんの一例です。全ての神経発達症(発達障害)当事者に当てはまるわけではなく、特徴は十人十色だということをご理解いただけると幸いです。また、このシリーズにおける凸凹とは、凸が得意なことや強み、凹が苦手なことや困難を感じること、という意味合いで用いています。
本記事の著者による講演動画
こちらの講演会の資料など詳細は、こちらの記事をご覧ください。
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学校でうまくいかないと悩んでいる子どもたちへ
それでは今回もオリジナルキャラクター「凸凹さん」とともにお送りします。

※私が生成AI『ChatGPT』で制作したオリジナルキャラクターです。凸凹さんが話すことも基本的にChatGPTにより生成されております。
それでは凸凹さんへのインタビューをお送りします。
凸凹さん、私は学校で得意と苦手(凸凹)が極端なこともあって、学校でうまくクラスに馴染んでいくことができませんでした。私が周りとうまくいかないということは、私が個性的であるということです。つまり、そのことに目をつけてからかわれたことも何度もあります。当時の私は自信がなければ気も弱く、言い返すことができませんでした。同じように悩んでいる子どもたちへのメッセージをお願いします!
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凸凹さんの回答
凸凹があっても前に進めるよ
こんにちは、ボクは凸凹。学校でなかなかうまくいかないと、「どうして自分だけ…」って悩んでしまうことがあるよね。ボクも同じように凸凹を抱えながら苦しんできた人がいることを知ったんだ。
でもね、その人はたくさん悩んだり、つらい思いをしながらも、自分の凸(得意)を活かして前向きに生きる道を見つけたんだ。だからキミも大丈夫。凸凹があるからこそできることが、きっとあるんだよ。
うまくいかなくても大丈夫
学校で孤立したり、友達づくりが難しかったり、集団行動についていけないこともあるかもしれない。でも、それは「できないからダメ」なんじゃなくて、ただ「向いていないやり方」なだけなんだ。
別のやり方や、自分に合ったペースを見つければいいんだよ。
凸と凹はキミの個性
得意なこと(凸)と苦手なこと(凹)が極端にあるのは、特別なことじゃなくてキミの「個性」なんだ。得意を伸ばして、苦手は工夫すればいい。それだけで十分なんだよ。
ボクからのエール
今は苦しいと感じていても、キミの凸凹は未来につながる力になる。ボクはいつも思ってるんだ。「キミはキミのままでいい」って。
だから、どうか自分をあきらめないでね。ボクはいつも、キミを応援しているよ!
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筆者のコメント
凸凹さん、ありがとうございます。
実は凸凹さんに私の過去の講演(この記事の上部にあるYouTube動画)の資料を読ませました。凸凹が言う「同じように凸凹を抱えながら苦しんできた人」とは私自身のことです。
私はかつては自分の凸凹している特性によって、自信を持つことができませんでした。周りとうまくやっていくことができずに大いに悩んでいました。しかしそこから悩み考えることで自身の得意なこと(凸)を伸ばしていくことで自信をつけることができていきました。
現在も大きなことを成し遂げたわけではない私ですが、それでも「自分は自分でいい」と思うことができるようになり、自信につながったのです。
「自分には得意なこと(凸)がない」と言う方もいるかもしれません。しかしそれはまだ見つかっていないだけかもしれません。しかも私が考えると、得意なことがないと考えるのは「おごらず、謙虚である」と言い換えることができます。つまり謙虚である事自体が強み(凸)であるということです。
こうやって、考え方次第では強みであること(凸)も見つかることがあるのです。大事なことは、前向きに考えることです。悪く考えても良い方向には進みません。
「自分は自分のままでいい」と自分自身を受け入れて、前に向かって進んでいくことを私は心がけております。
お悩みの皆さまや周りの方々は、私でよろしければこちらからお気軽にご相談くださいませ。
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お読みいただき、ありがとうございました。