1543.学校に行くのがつらいときの過ごし方【僕は発達凸凹とともに、前を向いて生きていく。第89回】
2025/08/20

※この記事での私の特徴は自閉スペクトラム症(ASD)や発達性協調運動症(DCD)当事者の特徴のうちの、ほんの一例です。全ての神経発達症(発達障害)当事者に当てはまるわけではなく、特徴は十人十色だということをご理解いただけると幸いです。また、このシリーズにおける凸凹とは、凸が得意なことや強み、凹が苦手なことや困難を感じること、という意味合いで用いています。
本記事の著者による講演動画
こちらの講演会の資料など詳細は、こちらの記事をご覧ください。
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学校に行くのがつらいときの過ごし方
それでは今回もオリジナルキャラクター「凸凹さん」とともにお送りします。

※私が生成AI『ChatGPT』で制作したオリジナルキャラクターです。凸凹さんが話すことも基本的にChatGPTにより生成されております。
それでは凸凹さんへのインタビューをお送りします。
凸凹さん、私は子どもの頃学校にうまく馴染めなかったので、学校に行くことがつらいことがよくありました。そういう時はどう考えれば良いと思いますか?
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凸凹さんの回答
学校に行くのがつらいときってあるよね
学校に行くのがつらい日、行きたくないなって思う日があっても大丈夫なんだよ。
みんなが同じように元気に学校に行けるわけじゃないし、休みたくなるときだって自然なことなんだ。
休むことは「逃げ」じゃないよ
しんどいときにお休みするのは、心を守るためのとっても大事なこと。体が疲れたときに休むのと同じで、心が疲れたときもちゃんと休んでいいんだよ。
「今日は行かない」と決めることは、弱さじゃなくて、自分を大切にする勇気なんだ。
お家でできること
つらい気持ちでいっぱいのときは、まず安心できる場所でゆっくりしよう。好きな本を読んだり、音楽を聴いたり、絵を描いたりするのもいいね。
小さな楽しみを見つけることが、心をやさしく元気にしてくれるんだ。
誰かに気持ちを伝えてみよう
ひとりで抱え込むと、気持ちはどんどん重くなっちゃう。信頼できる人に、「ちょっとしんどいんだ」って伝えるだけで、すごく楽になることもあるよ。
話すのがむずかしかったら、メモに書いたり、スタンプや絵で伝えるのもいい方法だよ。
ボクからの応援
学校に行ける日も、行けない日も、どっちもキミなんだ。どちらも大切にしていいんだよ。
ボクはいつも、キミが安心して過ごせるようにそばで応援しているよ!
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筆者のコメント
凸凹さん、ありがとうございます。
子どもの頃の私は真面目すぎましたので、「学校に行かなければならない」と思ってしまってつらいながらも無理に学校に行っていたことがよくありました。
しかし学校に行かないことは「心を守る」という選択であることもあります。無理して学校に行き続けて心が壊れてしまっては元も子もありません。
かつて学校にあまりにも馴染めなかった私はついに不登校となったことがあります。あのまま無理に登校を続けているとどうなっていたか考えるだけでも恐ろしいです。
子どもの頃学校に通っている時期は、「学校がすべて」だという感覚に陥りがちです。学校がうまくいかないと極端な考えに陥ってしまう可能性もあるのです。現在の私は広い視野を持つことを心がけていますが、子どもの頃はなかなか幅広く考えることは難しいものです。
学校にうまく馴染めなくても、大人になってからのほうが人生は長いです。人生は何が起こるかわかりません。学校でうまくやっていてもその後失敗をしてしまう人もいれば、学校でうまくいかなくてもその後成功をする人もいるのです。
どうか、学校に馴染めなくても「それでいい」と自分を受け入れていただけると幸いです。
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お読みいただき、ありがとうございました。