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1529.【ChatGPTにエッセイを書いてもらってみた】『こんな夢を見た』

2025/08/08

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生成AI「ChatGPT」の使い方はぜひこちらをご覧くださいませ。

今回は、ChatGPT君に夢に関するエッセイを書いてもらおう。

タイトルは『こんな夢を見た』。これだけで、どの作品をリスペクトしたタイトルかがわかる方もいらっしゃることだろう。

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『こんな夢を見た』(ChatGPTによる文章)

こんな夢を見た。知らない町を一人で歩いている。空は淡いピンク色に染まり、風は静かに吹いていた。どこからともなく流れてくるピアノの音が、足元の小石までもやさしく包んでいる。見覚えはないはずなのに、なぜか懐かしい風景だった。

私はその町で、一人の少年に出会った。彼は古びたベンチに座っていて、にっこりと笑いながら「もうすぐ、時間が止まるよ」と言った。なぜか私はその言葉に驚かず、うなずいて隣に腰を下ろした。言葉では説明できないけれど、安心感に満ちていた。

やがて、空の色がゆっくりと薄れていき、音も、風も、光も消えていった。すべてが静かになったあと、少年は立ち上がり、遠くを指さした。「あっちに、忘れてたことがあるよ」と言う。私はその方向に歩き出した。足が地面から少し浮いているような、不思議な感覚だった。

そこで目が覚めた。時計を見ると、朝の5時前。窓の外はまだ薄暗く、夢の続きが見られそうな気がして、目を閉じてみたけれど、もうあの町には戻れなかった。だけど、あの少年の笑顔と、風の匂いだけは、なぜか心に残っている。

夢はいつも、意味なんてわからないまま通り過ぎていく。でも、たまにこうして、現実よりも現実らしい景色を見せてくれる。こんな夢を、またいつか見られたらいいと思う。

夢ならではの幻想的な風景がよく描写されているエッセイとなった。

さて、私がどの作品をリスペクトしたかは「こんな夢を見た」とGoogle等で検索していただけると一目瞭然である。

そう。夏目漱石の短編集『夢十夜』である。

夏目漱石『夢十夜』

漱石が様々な夢に関することを「第一夜」から「第十夜」まで十の短編で書いている。

著作権が既に失効した作品なので、こちらの『青空文庫』のサイトで気軽に全文を読むことができる。

こちらは、私が『夢十夜』の全文を朗読した音声をYouTubeにアップロードしたものである。著作権が失効した作品は自由に使用ができるので、私も様々な作品を朗読した音声をYouTubeに上げている。

夢の世界は、本当に不思議なものである。実際にありえないことがあっても、夢の中ではそれが夢だと気づくことがなかなかできない。

やがて目が覚めると、その夢に関する記憶が薄れていく。なので面白い夢を見たら私はすぐさまスマホを取り出し、メモ帳アプリにどんな夢だったかを書き留める。

『夢十夜』ではどれだけ漱石が実際に見た夢が含まれているかは不明であるが、漱石も様々な興味深い夢を見たことにより『夢十夜』を書こうと思ったかもしれない。

『夢十夜』が書かれたのは明治時代。100年以上前である(1808年発表)。

時代は違っても、「夢が興味深い」と思う気持ちは変わらない。人間の普遍的な感情であろう。

本ブログでChatGPTに書かせた『夢百夜』を連載してみても面白いかもしれない。そしてそれに人間である私がいろいろと感想やツッコミを入れる。

『夢百夜』・・・、近いうちにやってみるかもしれないし、やらないかもしれない。

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お読みいただき、ありがとうございました。