1477.【エッセイ】『喉越し』

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『喉越し』

「喉越し」が良い季節といえばいつを思い浮かべるだろうか。

やはり夏ではないだろうか。

冬は冬で、暖かい食べ物や飲み物が喉を通っていき身体が暖まっていく感覚は良い。

だが夏の乾いた身体に、喉を通して水分が補給されていく様子は気持ちが良い。

殊に運動をして汗をたくさんかいた後の水分補給は本当に気持ちが良い。

疲れた身体が、水分によってだんだんと癒やされていく様子を感じる。

喉が渇いている状態、本能的に水分を欲している状態の時の「喉越し」にはやはり特別なものがある。

単なる「水」であってもその喉越しを想像するだけで特に暑い季節にはたまらない。

時々、炭酸飲料を飲んでみても良い。シュワシュワっとした喉越しも涼しい印象がある。

・・・ただ、水分補給の名目で糖分を摂りすぎないように気をつけなければならない。確かにスポーツドリンクの喉越しの質は高い。ただ、飲みすぎてしまうと糖分を摂りすぎてしまう。そこは私も気をつけようと思う。

夏、特に日本の夏は蒸し暑いこともあって過ごしやすいとはいえない気候だ。ただ、そんな季節の水分補給は「楽しみ」となりうるくらい気持ちが良い。

夏の「楽しみ」を今年も見つけていこうと思う。

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