1455.【映画『岸辺露伴は動かない 懺悔室』感想】懐かしの美しき水の都・ヴェネツィアを奇妙な物語とともに映画館の大きなスクリーンで堪能しました!
2025/05/28
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今回は、映画『岸辺露伴は動かない 懺悔室』を鑑賞いたしましたので、この映画について述べます。
①懐かしの美しき水の都・ヴェネツィア
私がこの映画を鑑賞しようと思った一番の理由は、舞台がイタリアの「水の都」・ヴェネツィアであることなのです。
大学時代に約1年間、ヴェネツィアへ交換留学した経験が私にはあります。

トップページに行くと最初に表示されるこちらの写真は、留学した際にヴェネツィアで撮影したものです。
どこを切り取っても絵になる、美しい街・ヴェネツィアで実際にロケをしたこの映画により、ヴェネツィアでの様々な思い出が蘇りました。ヴェネツィアでよく飲まれているオレンジ色のカクテル「スプリッツ」も少し出てきたのでテンションが上がりました。
劇中ではヴェネツィアのきれいな面はもちろん、「闇」の部分も描かれておりましたのでそのことにも現実味を感じました。
②『ジョジョ』を全く知らなくても大丈夫!
この映画は荒木飛呂彦先生による漫画作品『ジョジョの奇妙な冒険』のスピンオフシリーズが原作です。
私自身、『ジョジョ』は少し知っておりますが詳しいわけではありません。
主人公の岸辺露伴といえば「だが断る」という名台詞で知られている人、という認識で職業が漫画家であることも知りませんでした。
それでも十分楽しめましたので、『ジョジョ』を全く知らない方でも大丈夫です。私は『岸辺露伴は動かない』のドラマや映画の前作『岸辺露伴 ルーブルへ行く』も未視聴でしたが、問題ありませんでした。・・・逆にこの映画を観たことで、ドラマや前作を観てみようと思えました。
③シュールで笑えるシーン
劇中でシリアスなシーンの中にあるシュールな笑いが魅力であると感じました。
個人的には、大東駿介によるポップコーンのシーンが強く印象に残りました。太陽の光や鳩の存在が状況を厳しくするため、それによりシリアスな表情になるのですが・・・、その変顔っぷりに笑ってしまいました。鳩をどうにかするためにポップコーンの袋を引き裂くシーンも・・・スローモーションなのがまた、ツボでした。
しかし・・・いわゆる「シュールな笑い」ですのでドワっと会場が沸くタイプの笑いではないことでしょう。マナーを守り声には出しませんでしたが、ずっと笑顔でした。個人的にはかなり笑えるシーンでした。
④本格的なイタリア語
イタリアのヴェネツィアが舞台ですから、当然イタリア語が登場します。
イタリア語を聴くことによっても、ヴェネツィアに留学していた当時をいろいろと思いだしました。この言い回し、あったあった、などと微笑ましい気持ちになりました。
イタリア人の俳優はもちろん、日本の俳優の皆さまも本格的に発音しており、イタリア語を念入りに練習したのだなぁという事が伝わってきました。イタリア語は日本人にとっては英語より発音しやすいのでご興味がある方は、イタリア語に触れてみるのもオススメです。
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今回は、映画『岸辺露伴は動かない 懺悔室』について述べました。
私の場合は約1年間留学していた「第二の故郷」と言える街・ヴェネツィアが舞台の映画ですからそのことに焦点が当たった感想となってしまいましたが、ご了承くださいませ。
これから、『岸辺露伴は動かない』のドラマ版や映画の前作もチェックしてみますッ!
それでは、Ciao!
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お読みいただき、ありがとうございました。