1068.【令和6年大相撲11月場所千秋楽の「今日の5番」】大関・琴櫻関が大関・豊昇龍関との大関同士の相星対決となった結びの一番を制して初優勝！おめでとうございます！

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大相撲九州場所千秋楽です。

今場所は「今日の5番」と称し、その日ごとに私の個人的に印象にのこった一番を5つ厳選してご紹介いたします。

それぞれの一番は、こちらのNHKの大相撲中継動画サイトからご覧いただけます。

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それでは、本日の「今日の5番」をどうぞ！

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あれ、上戸は既に7番取り終えたのでは？と思いましたが、八番相撲という制度があるのですね。休場者が出るなどで空いた枠を埋める目的で例外的8番目の相撲が組まれるそうです。

さて、この八番相撲に我が地元・長崎県出身の上戸が選ばれました！相手は千代丸関です。

立ち合いから勢いよく前に出た上戸。そこから突っ張り合って、その後は上戸がグイグイ千代丸を押して行って押し出しました！

既に5敗しており負け越しが決まっている上戸ですが、八番相撲によるいわゆる「勝ち得」で3勝目となりました。来年こそは関取に上がれることを長崎から応援しとるばい！

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両手突きの立ち合いで思いっきり攻めようとした阿炎関ですが、阿炎関が引いたところを豪ノ山関がグイグイグイグイ押して行って押し出しました！

これで両者は11勝4敗で並びました。なかなかの好成績です。更に阿炎関は殊勲賞を受賞しました。おめでとうございます！

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若隆景関が押して行く展開となりましたが隆の勝関が冷静に引きながらはたき込み！

途中まで優勝争いをしていた隆の勝関はこれで11勝となり、敢闘賞を受賞しました。おめでとうございます！敗れた若隆景関も技能賞を受賞しました。こちらもおめでとうございます！若隆景関は久しぶりの三役復帰に向けて大きく前進する場所となりました。久しぶりの若元春関との兄弟三役が楽しみです！

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今場所は思うような調子が出せずに二桁勝利ができなかった新大関・大の里関ですが、本日は回り込んでいく関脇・霧島関を冷静に見極めて押し出しました！

これで大の里関は9勝6敗で新大関の場所を終えました。2度の幕内最高優勝を含めた今年の初場所新入幕とは信じられない大活躍をした大の里関。来年は更に上の番付へ行くことを期待されることでしょう。私も来年も大の里関には注目したいです。

一方、霧島関は残念ながら6勝9敗となってしまい、三役残留も厳しい成績となってしまいました。しかし本調子を出すことができれば十分再び大関に上がれる素質がある力士です。来年の霧島関も応援いたします。

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勝てば優勝の大関同士の相星決戦が今年最後の本場所での一番となるとは。私のような相撲ファンはワクワクが止まりませんでした！

立ち合いでは豊昇龍関の両手突きが炸裂しました！その後も突いて攻めていったのは豊昇龍関です。

そして右の上手投げを繰り出したのも豊昇龍関。しかし琴櫻関はその重い腰でうまくのこりました！

この後どういう展開になるかワクワクしながら見ていると、豊昇龍関が足をすべらせてしまい土がついてしまいました！

琴櫻関、初優勝おめでとうございます！

今年の初場所では横綱・照ノ富士関との優勝決定戦まで進みましたが賜杯をつかむことができなかった琴櫻関が、ついに悲願を達成しました！

これには天国のお祖父様（第53代横綱・先代琴櫻関）も、よくやったと微笑んでいることでしょう。

今回の琴櫻関は、大関で優勝。ということはつまり、来場所はそのお祖父様の番付である横綱を目指す綱取りの場所ということになります。来場所の琴櫻関も応援しております！

一方、豊昇龍関は敗れてしまいましたが、それでも13勝2敗の好成績です。優勝に準ずる成績ですから、豊昇龍関にも来場所は成績次第ではその上が見えてくる可能性があるかもしれません。豊昇龍関にも注目ですね。

余談ですが、私は琴櫻関が取組直前に気合を入れる際の動作と闘志あふれるお顔が好きなのですが、本日アップされた日本相撲協会公式YouTubeチャンネルのこちらの動画にもそのシーンがありました！（動画の冒頭、10秒ごろあたりからです）

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今年も様々な一番を観ることができました。毎場所、盛り上がりながら大相撲を楽しんでおります。

今場所も、力士の皆さまはもちろん親方、行司、呼出、床山、スタッフの皆さまなど九州場所の運営に関わった皆さま、誠にありがとうございました。来年も初場所から楽しみにしております。

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お読みいただき、ありがとうございました。