845.【長崎市・諏訪神社の神馬像の写真】平和祈念像の作者としても知られる北村西望が最晩年の数え年で102歳の時につくった像。
2024/07/08
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今回は、私が月に1度訪れる長崎市の諏訪神社の境内にある、神馬像をご紹介いたします。
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こちらが神馬像です。大きな像ですので、諏訪神社の大門をくぐるとすぐに見えます。
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神馬像の台には、「百二才 西望作」の文字があります。
西望とは、長崎市の平和公園にある平和祈念像をはじめとする様々な彫刻作品をつくった長崎県出身の彫刻家・北村西望のことです。
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こちらの説明書きによると、この神馬像が奉納されたのは昭和60年(1985年)10月のことだそうです。
北村西望は明治17年(1884年)12月の生まれですから、確かに昔の年齢の数え方、いわゆる数え年では102歳ということになりますね。今の年齢の数え方の満年齢でもこの当時100歳ですから、この時代に100歳を超えても現役で活動していたそうです。
その後北村西望は、昭和62年3月にこの世を去ったそうですが、数え年で104歳、満年齢でも102歳の大往生でした。
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左の前足の曲がり具合といい、躍動感があり迫力があります。
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顔を見てみると、味わい深い表情をしております。
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毎日、参拝客を見守っている神馬像です。
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狛犬さんとともに写してみました。
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私は毎月諏訪神社を訪れますのでこの大きな馬の像もいつも見かけておりましたが、北村西望による作だということは今回初めて知りました。
例えば以前こちらの記事でご紹介した平和祈念像や、こちらの記事でご紹介した島原城にある彫刻作品など、北村西望による作の彫刻作品は特に地元の長崎県内には様々な場所にあることでしょう。
これからも新たに知る作品があるかもしれません。
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ご覧いただき、ありがとうございました。
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