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660.【長崎市・清水崑展示館(中の茶屋)】黄桜の往年のテレビCMでも起用された、かっぱのキャラクターを生み出した長崎市出身の漫画家・清水崑の作品が展示されています。【かっぱっぱ♪ルンパッパ♪】

2024/03/13

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皆さまは、清水崑しみずこんという長崎市出身の漫画家をご存知でしょうか。

この名前を知らなくても、黄桜の往年のテレビCMに出てくるかっぱのキャラクターを生み出した方と言えばピンと来る方々もいらっしゃることでしょう。

先日、清水崑についての記事を見かけたことによりこのかっぱのキャラクターを知りました。

このキャラクターについて調べてみると、黄桜のイメージキャラクターとして起用されていることを知りました。こちらのリンク先の下部の「過去のCMを見る」ボタンから往年のかっぱのCMを観ることができます。

1993年生まれの私はこのCMを知りませんでした。黄桜のCMといえば、このかっぱのキャラクターより、「キザクラ・・・」という感じの女性のささやくような声のサウンドロゴのイメージが強いのです。

往年のCMの雰囲気が好きな私は、こちらのかっぱのCMの虜になりました。

ということで、長崎市にある清水崑展示館に行ってきました。

長崎市の清水崑展示館に行ってきました。

清水崑展示館は、長崎市の丸山地区周辺にある『中の茶屋』と呼ばれる建物にあります。

長崎市の『中の茶屋』の入口。

レトロな建物ですから、門構えや庭園も風情がありました。

長崎市の市指定史跡『中の茶屋』の説明。

中の茶屋は、江戸時代からある建物だそうです。当時の丸山はいろいろと趣があったことでしょう。

最初にあった建物は1971年に焼失してしまったそうですが、1976年に原型に近い形に復元され、茶室が追加されたそうです。

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清水崑の展示『筆をかついで』のポスター。

こちらのポスターによると、現在行われている展示『筆をかついで』は2024年7月7日までの開催だそうです。

かっぱのキャラクターはもちろん、清水崑の自画像や、当時の吉田茂首相をはじめとした政治家の風刺画、そして石原裕次郎や浪花千栄子、栃錦関、当時の時津風親方(現役時代は双葉山関)など昭和に活躍した方々の似顔絵など清水崑が生きた時代の雰囲気を味わうことができました。

清水崑の作品はもちろん、建物自体がレトロな魅力がある『中の茶屋』の内部も見学できて、これで100円で本当によろしいのでしょうか、と思ってしまいました。それだけたっぷりな満足感が味わえました。

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こちらの読売新聞の記事『お茶の間に衝撃与えたカッパ漫画のCM、清水崑さんの作品をデジタル保存』によると、展示の主催者の方は「若い世代に清水崑の作品に親しんでほしい」と呼びかけているそうです。

その当時を知らない若い世代である私が、今回こちらの展示を拝見して味わい深い絵柄に魅力を感じ、感動して癒やされました。この展示をご企画いただき誠にありがとうございました。

また、私が住む長崎市がこのような素晴らしい漫画家を輩出したのだと思わされました。

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余談ですが、現在でも定番商品となっているカルビーのお菓子『かっぱえびせん』の「かっぱ」という名前の由来も、清水崑のかっぱのキャラクターだそうです。それだけ当時はかっぱのキャラクターが大人気だったことがわかるエピソードですね。

詳しくはこちらのカルビー公式サイトをご覧ください。

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それでは、お読みいただきありがとうございました。