21.アコースティックの、風に吹かれて。
2023/03/21
今回も、いつものように、音楽を聴きながらブログを執筆しております。
今回は、 こちらのプレイリスト
を聴いております。
アコースティック(楽器本来の響きを生かした音、俗に電気を使わない音楽)の洋楽の様々な時代のヒット曲を集めたものです。
私は、エレキギターなどの電気を使った音楽も好きなのですが、どちらかというと、こちらのアコースティックをより好みます。現在主に弾いているウクレレも、アコースティックです(エレキウクレレというものもあります)。
こちらのプレイリストでまず挙げたいのは、アメリカのカントリー・ロック・ミュージシャン、ジョニー・キャッシュの『Hurt』です。アメリカのロックバンド、ナイン・インチ・ネイルズのカバー曲です。
若い頃の『I Walk the Line』などの楽曲の頃から、実に低音の効いた渋い歌声のジョニー・キャッシュですが、こちらの『Hurt』は、晩年に発表されたため、それまでの人生の重みが伝わってくる、味わい深い歌声となっております。
MVには、長年連れ添った妻でミュージシャンであるジューン・カーター・キャッシュも出演しております。この2人のことを描いた2005年の伝記映画『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』も、名作です。
比較的最近の楽曲では、イギリスのシンガーソングライター、エド・シーランの『Photograph』などが入っております。しっとり哀愁を感じさせながらも、ポップさもあり聴きやすい楽曲です。エド・シーランのアルバムのジャケットは、どれもシンプルなデザインで良いですね。
エド・シーランといえば、2019年の『イエスタデイ』というビートルズを題材にした映画で、本人役で出演したことでも知られております。誰もビートルズを知らない奇妙な世界という設定の中、本人役をコミカルに演じております。とある人物がもし生きていたら、というシーンもあり、ビートルズ好きにはたまらない名作映画です。
そして、最後に紹介するのは、アメリカのシンガーソングライター、ボブ・ディランの『Blowin' in the Wind』です。『風に吹かれて』という邦題が日本ではよく知られております。
詩が非常に考えさせられる内容であり、ディランは歌手として初のノーベル文学賞を受賞しております。数あるフォークソングの中でも最重要曲の1つだと言って良いでしょう。
そんなアコースティック・サウンドがメインだったディランも、やがてエレクトリック(電気を使った)・サウンドも用いるようになります。その中でも、私はやはり、『Highway 61 Revisited』というアルバムがお気に入りです。
アルバムを通して素晴らしいのですが、冒頭の『Like a Rolling Stone』のイントロを聴くと毎回鳥肌が立ち、心が温かくなります。ほのぼのとした曲調と裏腹に、歌詞は怒りや憎しみの内容なことを知ったときには驚きでした。
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他にもこのプレイリストには紹介したい名曲がたくさんあるのですが、長くなりすぎるといけませんので、このあたりで終わりにしておきます。
それにしても、こうやってプレイリストで聴くと、それまで知らなかった名曲に出会えることも嬉しいですよね。好きな音楽の幅は、日々広がっていく一方です。
まだまだ私の知らない、大好きなる可能性のある音楽があると思うと、ワクワクします。
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