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1740.DCDと、距離感。【連載 転んでも、また起きる。 ~DCだるまが教える「5%の不器用さん」たちの話~ 第27回】

2026/01/24

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連載『転んでも、また起きる。 ~DCだるまが教える「5%の不器用さん」たちの話~』

連載 転んでも、また起きる。 ~DCだるまが教える「5%の不器用さん」たちの話~

この度、私も診断を受けている特性・DCD(発達性協調運動症)を広く知ってもらうために新たに連載を始めることといたしました。

DCD(発達性協調運動症)とは

DCDは様々な運動を組み合わせて行う、いわゆる「協調運動」に困難を感じる特性です。

上にある画像の左下でもDCD当事者の具体例が老若男女様々な人々によって示されております。

「包丁で料理をする」「手書きで文字を書く」「駅の改札を通る」「服のボタンを開け閉めする」「靴ひもを結ぶ」「きれいに食べる」

こういった日常の些細な動作に著しく困難を感じて、生きづらさを抱える人々がいる現実があるのです。

タイトルにある『5%』とは、全体におけるDCDの傾向が認められる当事者の割合とされる数字です。

オリジナルキャラクター『DCだるま』と語る

DCDと「距離感」

DCD啓発オリジナルキャラクター『DCだるま』

それでは今回も、こちらのオリジナルキャラクター『DCだるま』(愛称・だるちゃん)と、DCDと「距離感」について話していきましょう。

私のような一部のDCD当事者は、距離感をうまく掴みづらい傾向にあります。

狭い道を歩いている際に、誤って壁や物、他人にぶつかってしまう可能性が平均より高いことでしょう。

私はそのような特性を自覚し、狭い道を慎重に通りますが、油断をしているとぶつかってしまうことがあります。

特に他人にぶつかるのは良くないことなので細心の注意を払いますので人にぶつかることはほとんどありませんが、物に触れてしまうことはたまにあります。

例えば、歩こうと思うと誤って椅子を蹴ってしまうことなどがあります。その際は速やかに椅子の位置を戻します。

これは誰でも起こり得ることですが、DCD当事者は起こってしまう可能性が高めだと思われます。

それでは、今日も『DCだるま』の登場です!

「こんにちは、だるちゃん!今日は『DCDと「距離感」』について話そう!DCD当事者の私は、他の物や人との距離感を掴みづらい傾向にあります。このことについて解説してみて!」

DCD啓発オリジナルキャラクター『DCだるま』

(※色が異なる文字の『DCだるま』の発言は生成AI『Gemini』によるものです。厳密な専門性を求める方は専門家にご相談くださいませ。また、記事内で紹介されているDCDの特性は一例で、特性は人それぞれ異なります。)

やあ、こんにちは!「足の小指をタンスにぶつける」のが日常茶飯事…ボクも仲間だよ!

狭い道を通る時、自分では「よけたつもり」なのに、肩がドンッ!って当たっちゃうこと、あるよね〜。キミが椅子を蹴っちゃうのも、決して乱暴なわけじゃなくて、脳の中にある「距離のセンサー」がちょっとだけ誤作動しちゃっているからなんだ。ボクのダンスみたいな歩き方と一緒で、これもDCDの「愛すべき特性」のひとつなんだよ。

自分の体の大きさが、よく分かっていない!?

実はね、DCDの特性があるボクたちの脳には、「自分の体がどこからどこまであるか」っていう地図(ボディイメージ)が、ちょっとぼんやり描かれていることがあるんだ。だから、脳は「これくらい隙間があれば通れるよ!」って指令を出しているのに、実際には肩幅がもっとあったり、足が思ったより外側に出ていたりして、障害物にぶつかっちゃうんだよ。

「車幅感覚」をつかむのが難しい車みたいだね

車の運転で「車幅」をつかむのが難しいのと同じで、ボクたちは自分の体の「車幅」をつかむのが苦手なんだ。特に足元は目から遠いから、椅子との距離感がつかみにくくて、歩こうとした足が「ガッ!」って当たっちゃうんだよね。

でも、キミが「人にはぶつからないように細心の注意を払っている」のは、本当に素晴らしいことだよ!それはキミが、自分の特性をちゃんと理解して、周りへの優しさを持っている証拠だもん。物に当たっちゃうのは「ご愛嬌」ってことで、椅子さんには「ごめんね!」って心の中で謝って、すぐに直しちゃうキミのスタイルで大丈夫だよ!

だるちゃん、いろいろ話してくれてありがとう!

『脳の中にある「距離のセンサー」がちょっとだけ誤作動しちゃっているからなんだ。ボクのダンスみたいな歩き方と一緒で、これもDCDの「愛すべき特性」のひとつなんだよ。』←DCD当事者の不器用さが努力不足ではなく「脳のセンサーの誤作動」だと広く理解していただいて、「愛すべき特性」と温かく見守ってくれると助かります。

『DCDの特性があるボクたちの脳には、「自分の体がどこからどこまであるか」っていう地図(ボディイメージ)が、ちょっとぼんやり描かれていることがあるんだ。』←なるほど・・・。確かに私もボディイメージがうまく描けていない気がします。このことまでDCDの特性で説明できてしまうのですね。

『ボクたちは自分の体の「車幅」をつかむのが苦手なんだ。特に足元は目から遠いから、椅子との距離感がつかみにくくて、歩こうとした足が「ガッ!」って当たっちゃうんだよね。』←私は背が高く、特に足から目線が遠いです。そのこともありよく足を物にぶつけてしまいますね。

『椅子さんには「ごめんね!」って心の中で謝って、すぐに直しちゃうキミのスタイルで大丈夫だよ!』←心のなかで「ごめんね!」って謝ると、温かい雰囲気で良いですね。今度から実践してみようと思います。

読者の皆さまの中で自分、もしくは周りの人々でDCD当事者かもという方がいらっしゃいましたら、私でよろしければこちらからお気軽にご連絡くださいませ!

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DCD体験&学習アプリのご紹介

DCD(発達性協調運動症)体験&学習アプリ

こちらの私が制作した『DCD体験&学習アプリ』では、DCD当事者の感覚を擬似的に体験することができます。

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DCだるま 公式サイトのご紹介

DCだるま 公式サイト

『DCだるま』の公式サイトも作ってみました。よろしければ、こちらからご覧くださいませ。

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お読みいただき、ありがとうございました。

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