1447.【エッセイ】『さばの味噌煮』
2025/05/24
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『さばの味噌煮』
私は、魚が好きだ。
もし仮にこれから先に肉を食べられなくなるか、魚を食べられなくなるかのどちらかを選ばなければならないとしたら、私は魚を食べるほうを選ぶ。もちろん肉も好きなのだが、魚のほうを優先してしまうだろう。
寿司、刺身、フライ、天ぷら、塩焼き・・・様々な魚料理が好きなのだが、今回はこの料理について述べる。
さばの味噌煮
さばといえば塩焼きやしめ鯖なども好きであるが、私はやはり特に味噌煮が好きだ。
さばの味噌煮を一口食べると、その一口だけで茶碗のご飯がどんどん減っていく。本当にご飯が進んでしまう料理だ。
そして、さばの味噌煮は柔らかい。しっかりと煮たものであれば柔らかすぎて骨まで食べることができる。柔らかくなった骨を噛んで食べる・・・その骨の食感もたまらない。私はさばの味噌煮を、骨まで愛する。
身でご飯が次から次へと進むことは言うまでもないが、さばの皮にも味噌煮の出汁がよく染み込んでいるので皮だけでもご飯の友になってしまう。
・・・私は、そんなさばの味噌煮を「卵かけご飯」と一緒に食べることも好きだ。
味噌と卵は本当に合う。味噌汁にも卵を入れて食べることが好きだ。味噌ラーメンにも、煮卵が入っていると嬉しい。
卵かけご飯にすることによって、濃厚な卵と濃厚な味噌が舌の上で絡み合う・・・。
この食卓に味噌汁もあるときには、味噌汁を口に流し込んで「追い味噌」をする。嗚呼・・・、口の中が大盛況だ。
これからも、さばの味噌煮を美味しくいただくことだろう。
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お読みいただき、ありがとうございました。
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