1443.【エッセイ】『白ご飯』
2025/05/22
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『白ご飯』
白ご飯は、私にとっての主食である。
もちろん、パンや麺類も好きなのだが、やはり特に白ご飯が私にとって切っても切り離せない存在なのである。
私は、約1年間イタリアの「水の都」・ヴェネツィアに留学した経験がある。
イタリアではやはり小麦が主食であり、パスタやピッツァ、パンなどがよく食べられていた。無論、お米は主要な存在ではない。
つまり、留学中はほとんどお米を食べることはなかった。
お米が恋しい、日本食が恋しい、そう思ったこともあった。
だが、幸い私は様々な食べ物を好きになることができるタイプの人間な上に、イタリアは食べ物が美味しい国である。
和食が食べられないことによる寂しい気持ちがあったことは否定しないが、イタリアにいる間はイタリアならではの食べ物を楽しもうと思ったものである。まさに、郷に入っては郷に従えだ。
とはいえ・・・帰国したら食に関する価値観が大きく変わった。
日本食は、素晴らしい。
約1年間ほとんど和食を食べない生活をしたことにより、改めてその良さがわかった。
その筆頭が、白ご飯である。
様々なおかずとともに食べる白ご飯・・・、これが幅広く食べられているこの日本という国で生まれ育ったことに幸せを感じることができる。
もちろんパンや麺類も好きなのだが、やはり私にとっては白ご飯だ。
・・・この記事を書いている2025年現在の皆さまの関心事といえば、「お米の価格の急激な上昇」であろう。
だが、これだけ値上げしても私を含めて「お米を食べたい」と思う人々が多く、ほとんどの日本人にとってお米は必要不可欠な存在であることを改めて考えた。
こんなに美味しいお米を育ててくださる農家の皆さまや流通し販売してくださる皆さまをはじめとした、お米の生産に関わる皆さまに感謝をしたいと改めて思えた今日このごろである。
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お読みいただき、ありがとうございました。
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