1432.【エッセイ】『唐揚げ』
2025/05/18
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『唐揚げ』
ただ単に「唐揚げ」と言えば、鶏肉の唐揚げのことを指す。それだけ、鶏肉は唐揚げに本当に合う食材だ。
タレに漬け込んだ鶏肉に粉をつけて、油の中へ・・・!
その揚げるときの匂いだけでもお腹が空いてくる。そして揚げる音・・・!この音も私の胃にどんどん良い刺激を与えている。揚げる音も例えば水の流れる音のようなリラックス効果があるのではないか、とすら思う。
揚げたての唐揚げを、熱いままかぶりつく。
サクサクとした衣の中には、柔らかい鶏肉が待っている。衣のサクサクと肉のふわふわ・・・。これが口の中で混ざり合う時に、心のなかでは以下のようになっている。
・・・うまい!おいしい!美味である!
その一口だけでも、白ご飯がどんどん減っていく。それだけの魔力的味わいがある料理こそが、唐揚げである。
最もよくある唐揚げはやはりもも肉である。もも肉は柔らかくて本当に唐揚げとの相性が抜群である。
だが、胸肉や手羽先など、他の部位の肉の唐揚げもやはりうまい。胸肉のしっかりとした歯ごたえも、ひと噛みひと噛みじっくりと味わうことができる。
同じ「唐揚げ」という料理でも、そのバリエーションは実に豊富だ。タレの唐揚げや塩唐揚げをはじめとし、様々な出汁を使用したものや後からソースをつけるものもある。
また、衣がパリっとするものもあれば、柔らかいものもある。どちらもそれぞれの良さがある。
そろそろお腹が空いてきたので、これくらいにしよう。やっぱり唐揚げって、おいしい。
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お読みいただき、ありがとうございました。
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