山田隆一公式サイト

1404.【エッセイ】『駅』

2025/05/07

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『駅』

駅、殊に都会にある駅は毎日様々な人々で賑わっている。

駅には人が集まるので周辺には商業施設がたくさんあり、イベントもよく開催されている。

駅を訪れる理由も人それぞれだろう。地元の人々が多数を占めることであろうが、観光客ももちろんいる。

私が住んでいる長崎市でも、長崎駅周辺には実に様々な人々が行き交っている。

長崎弁で「じげもん」と言う地元の人々はもちろん、観光客もいろいろな人々がいる。

見慣れない制服を着た修学旅行生や、世界中から来た海外からの観光客・・・、長崎を訪れて抱く印象は、人それぞれであろう。

新幹線、もしくは在来線で長崎駅を訪れた人々は、そこから路面電車に乗り換える人々もよくいることだろう。

路面電車での観光客の皆さまを観察することが、私は好きである。

ガイドマップを片手に次はどこに行こうか話し合う修学旅行生や海外からの人々を路面電車ではよく見かける。

・・・逆に私が他の地を観光する際も、私はその地元の人々に「この人は観光客だな」と思われているかもしれない。

他の地を訪れた際は、いろいろと初めて訪れる場所なこともありそのことが表情や歩き方などに表れているかもしれない。

・・・こう書いてはみたが、私は街歩きが好きなので地元の長崎の街並みもよく歩く。眼鏡橋やオランダ坂周辺を歩いていると、私も観光客に見えるのかもしれない。