1398.【エッセイ】『こどもの日』

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『こどもの日』

今日は5月5日、こどもの日である。

・・・私も「こども」ではなくなってからかなりの年月が経過した。

30代にもなると、「こどもの頃はこうだった、懐かしい」と思うことがどんどん増えてくる。

私は極端におとなしく、何を考えているのかよくわからないこどもであった。

当時の私は「得体のしれない恥ずかしさ」があって自分が思っていること、好きなことなどをうまく表現できなかったのである。

しかし現在は、かつてに比べるといろいろなことを話すことができるようになっている。

今知りあった人々に、こどもだった頃の私の話をしてももはや信じてくれないだろう。

それほどに、長い年月というものは人を変える。

だが、変わらないものもあることだろう。

変わっていくもの、変わらないもの、時代の移り変わりによりそれぞれが存在することとなる。

私もこれから更に歳を重ねる上でそのことも考えていくことだろう。

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お読みいただき、ありがとうございました。