山田隆一公式サイト

1393.【エッセイ】『帽子』

2025/05/03

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『帽子』

私は、帽子を被ることが好きである。キャップ、中折れ帽、バケットハット、ニット帽・・・、いろいろな種類の帽子を持っている。

・・・だが、暑い季節になってくると帽子を被っていると暑い。これが困りものである。

私はかなりの暑がりである。冬に比べると、明らかに夏のほうが体力の減りが早く、過ごしにくい。

夏が本番となるまだまだ相当前の今の時期にこういう話題をするくらい、夏に弱いのである。

そんな夏用の麦わら帽子をはじめとする通気性の良い帽子ももちろん持っているのだが・・・、殊に暑い室内にいる場合は帽子を脱いでいたほうが快適だ。

だが帽子を被っていて汗をかいたまま室内に入ると、その状態で帽子を脱ぐと汗をかいているので髪型が大きく崩れてしまっているのでそこが家でもない限り帽子を脱ぐことはできない。

あれこれ述べても、夏はやってくる。快適さを重視すると帽子は被らないほうがいいのだが・・・。帽子を被ることも好きなので時々はかぶることだろう。

とはいえ、夏の冷房の気持ちよさは格別だ。あと、冷たい飲み物。暑い状態から涼しくなるあの感覚は夏ならではだ。そういった感覚を楽しみにして、前向きに夏を迎えようではないか。

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お読みいただき、ありがとうございました。