山田隆一公式サイト

1339.【エッセイ】『東京』

2025/04/13

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『東京』

東京は、日本の首都である。

私は東京からなかなかの距離がある九州・長崎に住んでおり、東京には数回しか行ったことがないものの馴染み深い場所である。

それはやはり、様々な情報源は東京から発信されていることが多いからだ。ニュースを観るとしばしば東京が登場するし、東京が舞台の物語、楽曲なども数え切れないくらいある。

この現代はスマートフォンで気軽に地図を見ることができる。私は好奇心旺盛なので、地名が出てくるとそれはどのあたりかをよく地図で調べる。

東京の地名はよく紹介されるので、そのたびに調べていると少しずつわかるようになっていった。

・・・とはいえ、こうなったのは当時21歳で22になる年の2015年に初めて東京を訪れて以降のことである。実際に来てみると東京に愛着がより湧いたことを覚えている。

東京付近にお住まいの皆さま。地方にはこうやって、20歳を過ぎて初めて東京を訪れる人も少なくないのですよ。

私は歩くことが好きなので、この初めて東京を訪れた際はいろいろと歩き回ったことを覚えている。

用事は有明であったので、それを終えるとゆりかもめで新橋まで行き、そこからスカイツリーのある押上までいろいろと寄り道しながら一人どんどん歩いたのを覚えている。

おお、ここが有名な銀座か、浅草か、などと感心しながら歩いた私は、典型的な田舎者である。

その後も少し訪れたことがある東京であるが、やはり一度行ってみてから愛着が湧き、地名が出てくるたびにどういうところか調べるようになっていった。

次にまた行くことがあったら、行きたい場所もいろいろとある。そういう場所が東京である。

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お読みいただき、ありがとうございました。