1321.【エッセイ】『自転車と長崎』
2025/04/05
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『自転車と長崎』
私は体の動かし方がぎこちなく、うまくスポーツなどができない。体育の授業の悪い思い出の数には自信がある。
ただ、自転車には子どもの頃から既に乗ることができるようになっていた。・・・無論、補助輪なしのものを。
私は「坂の街」長崎に住んでいるので、普段からは自転車に乗る機会がない。今も、所有していない。長崎市民は、そういう人が多いのである。
長崎は、実に坂が多く、平地ではない。街並みがそうなのである。即ち、自転車に乗るとなると不便なので、地元の人はあまり自転車に乗らない。
自転車に乗っている人を見ると、他所から引っ越してきた方だったり、外国人留学生の方だったりする。
私は長崎で育ち今も住んでいるので、この凸凹している地形の長崎の街並みに慣れておりこの街並みを標準的に考える。
そうなので、他の街に旅行をした際はその平坦な地形に驚く。そして、地形が平坦なので自転車に乗る人々が沢山いる。全速力で走る自転車たちを見ると驚嘆する。
自転車をあまり便利に使うことができない長崎に住んでいるので、自転車にはもうしばらく乗っていない。
仮にこれから久しぶりに自転車に乗ることがあるとしたら、子どもの頃に一度乗れるようになっているのでおそらく問題なく乗れると思う・・・そう思う。それは乗ってみないとわからない。
ただこれだけは言えるのは、自転車に乗って風を切って走っていく感覚は、すっきり爽やか気持ちが良い、ということである。
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お読みいただき、ありがとうございました。
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