828.【エッセイ】ギターの音色に、癒やされる。
2024/06/22
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僕は最近よくアコースティックギターを弾いている。
以前からウクレレを弾いていて、その甘い音色にたくさん癒やされてきたのだが、今はギターの音色にも癒やされている。
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開放弦をボロ~ンと弾くだけでもその6つの弦が互いに共鳴して、美しいハーモニーを奏でる。
ギターを手にした初めての日は知らなかったコードも、いろいろな曲を弾いているうちに徐々に覚えていった。ギター初心者の関門となっているFも、だんだんと慣れていった。
それぞれのコードで、それぞれの音色がある。
そしてそのコードを一気にすべての弦を弾く場合と、1弦ずつゆっくり弾く場合でも音色は違ってくるし、弾く強さでも音色は大きく変わる。
本当に奥深い。
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また、ギターのボディをトン、と少し叩いてみるとそれでも良い音が鳴る。時々、この音も楽しむ。
そしてギターは木でできている。僕は木の香りを楽しむことが好きだ。サウンドホールと呼ばれるボディにある大きな穴からは、木の香りがする。
今僕が演奏しているのは40年以上前の1970年代に製造されたヴィンテージとも言えるかもしれないギター(YAMAHA FG-202)なのだが、それだけの年月が経っていながら良い香りがするのはやはり木の力だ。森の中が良い匂いなのも納得だ。フィトンチッド(木が出している癒やし効果がある物質)パワーだ。
そんな木でできたギターが奏でる音色は、癒やし効果があることだろう。
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今日も僕は、ギターに癒やされる。
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現在愛用しているギター・YAMAHA FG-202
YAMAHAとYAMADAって、似ている。
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お読みいただき、ありがとうございました。