山田隆一公式サイト

479.【ビートルズ】『アンソロジー2』収録、リンゴ・スターがメインボーカルの隠れた名曲・『If You've Got Trouble』。

2023/11/05

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「最後の新曲」、『Now And Then』を聴いてから、私の中で再びビートルズブームが舞い降りておりますので、本日もビートルズについての記事を執筆いたします。

今回は、『If You've Got Trouble』という楽曲を取り上げます。

こちらのビートルズ公式YouTubeチャンネルから聴くことができます。

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この『If You've Got Trouble』は、1995年から1996年にかけて発表されたビートルズの未発表音源などを集めた『ザ・ビートルズ・アンソロジー』シリーズの『アンソロジー2』というアルバムに収録されております。

この楽曲を初めて聴いた感想として・・・

なんでこんな名曲がボツになったんだ・・・!

この一言です。

『If You've Got Trouble』は、1965年、ビートルズが『ヘルプ!』というアルバムを発表する時期に収録されたものだそうです。

しかし、当時のメンバーはこの楽曲の出来に満足できず『ヘルプ!』への収録が見送られボツとなり、それから『アンソロジー2』が発表された1996年まで実に31年間の間未発表のままとなっていた楽曲です。

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こちらの楽曲はビートルズで主にドラマーを務めるリンゴ・スターがメインボーカルを務めております。

同じくリンゴ・スターがメインボーカルを務めた楽曲『Act Naturally』が代わりに『ヘルプ!』に収録されましたが、それなら『Act Naturally』をA面に、『If You've Got Trouble』をB面にしたリンゴのメインボーカルでシングルを出してもよかったのに、と思ってしまいますね。実際は『Act Naturally』が説明不要の名曲『Yesterday』のB面になったようです。

『Act Naturally』ももちろん好きな楽曲なのですが、こちらはビートルズのオリジナル楽曲ではなく、カバー楽曲です。レノン=マッカートニーによるオリジナル楽曲の『If You've Got Trouble』が収録されても良かったのでは、と考えますが、当時のメンバーはこの楽曲に満足していなかったようですね。

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それにしても『If You've Got Trouble』は、ドラマーのリンゴがメインボーカルの楽曲なだけあってドラムの音が印象的ですね。

この記事を執筆中、ずっとリピートして聴いているのですがリンゴの低音ボーカルに激しいドラムの音がぶつかる勢い溢れる楽曲となっております。

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ここからは、更に個人的な考察ですが・・・。

この『If You've Got Trouble』の歌詞はかなりネガティブなものとなっております。

ネガティブな歌詞を聴いていると、どうしてもネガティブ寄りに気持ちが行ってしまう傾向にあります。

そのネガティブ寄りの気持ちもあり、収録を見送ったのかもしれない、と勝手に考えてしまいますね・・・、本当に個人的な見解ですが。

私は日本語ネイティブで、英語ネイティブではありませんので聞き流せる歌詞なのですが、英語ネイティブだったとしたらずっと聴いていられないかもしれません。

つまり、個人的には曲は良いのですが歌詞は複雑な楽曲だと考えます。

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今回は、ビートルズの隠れた名曲、『If You've Got Trouble』についての記事となりました。

どのような経緯で『ヘルプ!』への収録が見送られたかの詳細はわかりませんが、個人的に考察してみました。

当時はボツとなった楽曲ですが、楽曲としてのクオリティはさすがのものであり、このクオリティでボツになるのか・・・、と改めてビートルズの別格さを感じます。

これからも、ビートルズの楽曲について個人的な考察も含めながらいろいろと語っていこうと思います。

ご覧いただきありがとうございました。

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P.S. 余談ですが、リンゴが出演した宝酒造の清涼飲料水『すりおろしりんご』のCMが本当に好きです。自身の名前をいじったこのCMによく出演してくれたと感心いたします。

調べてみると、1996年当時のこのCMについての記事が出てきました。こんな昔の記事も出てくるのは面白いですね。